2022-01-01から1年間の記事一覧
沖縄知事選で普天間飛行場移設に反対する玉城デニー氏が再選された。対立候補である佐喜真淳氏と下地幹朗氏に大差をつけての圧勝である。 投票率は57.92%で過去2番目の低さ。反自民の論では投票率が上がれば政権交代が出来るという。つまり投票に行かない層…
つとにメジャーは衰退していると感じる。オオタニさんしかニュースにならない米国の野球の話ではない。いわゆる大手という意味での「メジャー」である。 いしいひさいちの「ROCA 吉川ロカ ストーリーライブ」に感銘を受けたことは以前書いた。この緑を基調に…
少年革命家ゆたぼんが炎上している。ただその火の勢いは弱い。面白がっていたアンチも離れ始めたようだ。 不登校中学生ゆたぼんは(お父さんが)クラウドファンディングで集めた資金で、(お父さんが)車を購入し(お父さんが)キャンピングカーに改造し、(…
AV新法が成立し、ごく一部にさざなみを立てている。ごく一部にである。アダルトビデオの存在を大声で擁護するのは躊躇われるからだ。 しかしアダルトビデオ業界は健全化を目指し努力してきたし、そこで活躍したいと願う女性を守るのが本来のフェミニズムであ…
鎌倉殿の13人にハマっている。 おもしろい。人がバンバン死ぬからだ。ツイッターで「しぬどんどん」と言われていて笑った。 源頼朝からして人を信用しなかった。支えてくれる有能な御家人でさえ見せしめの為に殺す。自分を慕ってくれていた佐藤浩市演じる上…
佐野元春の新しい音楽は強い印象を与えた。 インターネットで先行配信していたアルバム「ENTERTAINMENT!」と「今、何処」の2枚組を購入した。どちらのアルバムもコロナ禍から大きな影響を受け制作されている。 「ENTERTAINMENT!」の1曲目は「エンタテイメン…
今年の終戦記念日は今までと空気が違ったと思う。 原因はウクライナ戦争である。徹底抗戦の姿勢を崩さないゼレンスキー大統領率いるウクライナを支持するムーブメントが日本でも起きた。プーチンを悪としそれに抗う自衛戦争は正義となった。 自衛戦争すら悪…
いしいひさいちといえば、「がんばれタブチくん」や「となりの山田くん」「ののちゃん」などで知られる四コマ漫画家である。思想哲学や戦争や政治、時事問題や推理小説など多様なテーマを扱い、その作風は縦横無尽。すさまじく多作な漫画家として知られる。 …
買うか買わないか悩んでいた大江千里のシングルコレクションを購入した。2枚組の「Senri Oe SIngles~First Decade~」である。 www.koketumarobitu.com Disc-1が1983年から1987年、Disc-2が1988年から1992年のシングル曲を収録しており、大江千里のポップ…
旧統一教会の問題が出てから「カルト」への風当たりが強くなっている。そして「カルト」と名指しする場合、そのほとんどが「新興宗教」を対象としている感じがある。 もちろん法外な献金・お布施や高額な美術品などを買わされたりするような被害があることが…
最初は恐る恐る始めたようにみえるマスコミの旧統一教会報道であるが、一定の支持が得られるとみると積極的に流れるようになった。反自民党の皆さんはテレビの情報バラエティ番組に一喜一憂し期待を寄せ、まるで大応援団となっている。サタン(自民党)を滅…
日本での評価は二分されているようだが、世界的には安倍元首相は自由と民主主義を大事にしてきたポリコレ的には「正しい」指導者であると高く評価されている。安倍元首相が凶弾に倒れたあとの各国首脳の反応やお悔やみの声を見聞きすると納得できる。あまつ…
衝撃の安倍元総理殺害事件から間を空けず行われた参院選。事前の予測は、自民党は議席を伸ばし、左翼政党は議席を減らすだろうというものであった。僕は野党は壊滅的に議席を減らすかと思っていたが、思ったより踏みとどまった。 立憲民主党の泉代表や当執行…
開戦当初は「ロシアの軍資金はすぐに枯渇する」とか「ルーブルは暴落してロシアは破綻する」と識者やマスコミは吹聴していたが、戦争終結まで数年かかるかもという観測まで出始め、見誤るにもほどがある。どうも「こうあって欲しいバイアス」が判断を誤らせ…
上島竜平が死んだ。自殺らしい。つい最近渡辺裕行も自殺したとのことなので、立て続けに芸能界に悪いニュースが流れることになった。 自殺のニュースは終わりに「命の電話」の告知が入るので直ぐ分かる。「つらかったら1人で抱え込まないで電話して」という…
娘が小学生のころ妻が出て行ったので、それ以来我が家は父子家庭である。仕事と子育てとの両立はそれなりに大変であった。でもそこそこ上手くやってきたと思う。日々の家事や弁当作りは当然やらなければならないし、そこに学校の保護者会やPTA活動、部活の保…
戦争についてリアリティーを持って語ることは、長いこと日本においてはタブーだったと思う。 夏になると「あの戦争を忘れるな」とマスコミは連呼し、戦争物の特番が放送され、日本は酷い国だったと子供たちに刷り込む。 僕が子供の頃はそうだった。高校の歴…
第二次大戦は連合国(United Nations)と枢軸国(Axis powers)との戦いであったが、その大戦の戦勝国により結成された国際組織がUnited Nationsである。 日本語では「国際連合」と訳されるが誤訳といってよい。United Nationsなのだからそのまま「連合国」…
最近電車に乗っていて気が付いた。40代から50代とおぼしき男女で結婚指輪をしていない人が多い。最近の調査によると東京の男性の3人に1人、女性の4人に1人は生涯未婚であるという。なるほどである。 僕が若い頃は「DINKs」という言葉が流行っていた。「Doubl…
北海道知床半島の海で乗客・乗員26名が乗った観光船が行方不明となっている。沈んだものと思われ、現在乗客のうち11名が見つかり死亡が確認されている。酷いことである。 最近事件事故が起きても、なかなか関係者や被害者の名前が報道されない。プライバシー…
ウクライナ-ロシア戦争は長期化の様相を示し、ゼレンスキー劇場も耳目を集めなくなってきた。報道や専門家の意見も当初と変わらず、侵略してきたロシアが悪い、ウクライナが降伏したら酷い目にあうから徹底抗戦しかないのだという論調を続けている。 その専…
最寄り駅への道の途中に野良猫がいる。住宅地と畑の境のあたり。いつも2匹の猫がその辺をうろうろしている。近づくと逃げる。最近は野良猫とは言わず、地域猫と呼ぶらしい。餌などはどうしているのか分からないが、健康そうである。子供の頃はよく野良の犬…
壁の中で暮らす人類と巨人たちとの戦いを描いた「進撃の巨人」。物語の後半では、壁の外の世界が描かれ、今まで正義だった主人公たちは悪になる。 戦争状態ではそれぞれに正義がある。自分たちの国や生活を守るためなら、他国民を虐殺することも正義となる。…
ウクライナ戦争でいやおうなく「核抑止」がクローズアップされている。僕は核抑止という概念は冷戦時代のなごりでしかなく無意味になりつつあると思っている。前回のブログで書いたが、威力が抑えられた小型核の登場により、使用へのハードルは低くなってい…
長引くウクライナ戦争により、日本でも様々な価値観が変化しそうな感じである。憲法9条に象徴される観念的な平和主義は力を失い、少し前まで批判の対象であったリアルな現実主義が幅をきかせるようになってきた。左派の人文系は沈黙しているに等しく、保守主…
今一番好きなミュージシャンは平沢進、若かりしころは大江千里も好きだったという、変態的音楽趣味を持つ中年男性はわたくしです。以前も大江千里について書いたことがある。 www.koketumarobitu.com 僕が高校生から大学生くらいのことが大江千里の絶頂期だ…
新型コロナでマスク着用は「国民の義務」となった。通勤電車でも皆マスクをしていて使用率はほぼ100%。日本人って凄い。僕も外出の際はマスクを使用することが当たり前となった。従順な良き国民なので。 とはいえ、いつまでもマスクを外せないのはイヤだな…
平沢進が INTERACTIVE LIVE SHOW「ZCON」を開催した。平沢進の代名詞であるストーリー仕立てになっているライブである。ここはなんとしても配信で見ないといかん。と言うわけで全3ステージを配信で鑑賞した。事前に特設サイトが解説され世界観の説明が掲載さ…
ロシア軍のウクライナ侵攻開始から3週間を経過した。詳しい状況は相変わらずよく分からないが、膠着状態であるのだろう。当初はプーチンは短期間でウクライナ全土を掌握するはずであるという見立てであったが、どうも違っている。 そもそも広大なウクライナ…
ロシアによるウクライナ侵攻は長期化の様相を呈してきた。 どこかの学校で生徒がウクライナのために募金をしていた。その金がどこに行くのかは知らないが、ウクライナの戦争遂行のために使われるわけである。その金でロシア兵が殺されるかもしれないのだ。反…