空転日記

はばかりながら はばかる

大阪万博とバカッター新聞

昨日、2025年の万博開催地に大阪が選ばれた。高度成長期に行われた前回の大阪万博は太陽の塔や月の石の展示などが人気を博したと聞く。今やそんなに魅力的な展示もなさそうだし、「夢よ再び」という期待もセンスが古い。

テーマは「いのち輝く未来のデザイン」となりAR(拡張現実)やMR(複合現実)などの最新技術の展示が行われるという。現実に根ざしたイノベーションを放棄してしたようで、まったく魅力を感じない。だが夢洲の活用やカジノの誘致とうまく連携できれば、それなりの経済効果はあるし、経済が低迷しているという大阪で開催したい気持ちもわかる。過剰な税金の投入は勘弁してほしいが、ある程度は仕方ない。

東京に住むものとしては「さほど関心はないのでご自由にどうぞ」と思う。

   

そして早速批判的な記事を見つけた。11月24日の朝日新聞電子版だ。「金が欲しい以外になんの動機もない」として万博の開催を嘆いている思想家の内田樹のツイート(!)を紹介している。内田樹は目的が経済波及効果だけでビジョンも意義もないと切り捨てる。まあこういう方々が深く考えずに条件反射的によく言う内容であり、全国紙でわざわざ紹介するようなものではない。きっと内田樹には「金のために」汗水垂らして働く庶民は、ビジョンも意義もない下等な生物と写っているのだろう。ブルジョアのたわごとである。

コラムニストの小田嶋隆のツイート(!)も紹介している。小田嶋隆は、開催地が決まった瞬間に報道が肯定一色に染まり反対意見がなくなり、(一般人が?)自分の意見より空気に従順なことを大切にすることに、怖さを覚えているらしい。素晴らしい想像力である。一般人は小田嶋隆の想像より冷静にものをみているので、心配ご無用。ひとりで怖がっていてください。小田嶋隆こそが庶民がマスコミや流行に流されやすいバカの集まりだ、と考えているわけだ。差別主義者のたわごとである。

このお二人の面白ツイートを紙面で紹介して、「懸念の声が上がった」という朝日新聞…。

そういえば朝日新聞は元々大阪ローカルの新聞であった。おもろいわけだ。