空転日記

はばかりながら はばかる

変な駅名ってどうよ

山手線の新駅の名称が「高輪ゲートウェイ」に決まり不評を買っているようだ。そりゃ公募で1番多かったのは「高輪」だし落語好きには「芝浜」を支持する声も多かったようだ。そして、公募なんて形だけで最初から決まっていたんでしょ、とみんなにバレているのも白々しい。「ゲートウェイ」はコンピューター用語で、異なるネットワークを接続する装置であり、乗り換え駅の名称ならば悪くない。変な駅名なんていっぱいあり、高輪ゲートウェイはどちらかといえば平凡だ。

たとえばJR武蔵野線の「越谷レイクタウン」。武蔵野線は駅間がアホみたいに長い。間で電車が止まったら死を意識せざるを得ないほどだ。その南越谷と吉川の間の荒野に突如として現れた、ほぼショッピングモール専用の新駅である。ショッピングモールと一緒に調整池が作られたので「レイクタウン」であるが、「湖」ではなく「池」である。海がないため大量の水に憧れる埼玉の県民性がよくわかる。

つくばエキスプレスの駅には「流山セントラルパーク」がある。つくばエキスプレスの開業に合わせて開発され町になったが、もともとは人もまばらな森林である。セントラルパークといえばニューヨークである。きっと流山をアジアのニューヨークにしたいという千葉県民の野望が滲み出る。まったくカッコいい名前である。

九州の平成筑豊鉄道田川線には「源じいの森」という駅がある。ここまでくると駅名であることを放棄している。駅の名前ではなく森の名前だし。ジブリ風でたしかにトトロがいてもおかしくないくらいの田舎である。

話を広げるとマンションの名前もおかしい、「なんちゃらプライムレジデンスアベニュー●番街」とか「シティテラスなんちゃらステーションコート」とか「ルジェンテなんちゃらフレクシス」など、変な英語でとにかく長い。住所を書くとき困ると考えなかったのか?

それに比べれば「高輪ゲートウェイ」、シンプルでいいじゃん。