空転日記

はばかりながら はばかる

韓国と北朝鮮は分断されていない

だいぶ前に出版された姜尚中の著書に気になる記述があった。

現在は在日韓国人として知られている姜尚中であるが、日本の大学を卒業する時に、在日本大韓民国民潭と在日本朝鮮人総聯合会、それぞれから所属しないかと勧誘があったというのだ。民潭に所属すれば「在日韓国人」として、総聯に所属すれば「在日朝鮮人」として生きてゆくことになるそうだ。ある程度の年齢に達した朝鮮人は、どちらか選ぶことができるという。姜尚中はそのときに在日韓国人として生きることを選んだ訳だ。

確かに朝鮮戦争の混乱で日本に渡ってきた多くの朝鮮人を、その後の線引きである韓国か北朝鮮かと分けるのは変な話である。姜尚中が若いころは韓国は軍事政権だったし、北朝鮮は金日成の独裁体制で両国に関する情報は乏しかったし、北朝鮮の日本人拉致が明らかになるのはだいぶ後である。日本人にとっても在日韓国人と在日朝鮮人の国籍問題は関心がなかったろう。そして彼らのアイデンティティは実利に基づき選択された、日本人には理解しがたいものである。

こんなことを思い出したのは、海自哨戒機の対する韓国駆逐艦のレーダー照射事件のためである。防衛省が公開したレーダー照射時の映像をみると、韓国側のウソが明らかになる。国旗も軍艦旗も掲示していない韓国の駆逐艦はすでに北朝鮮の漁船と接触し、何らかの活動を行っている最中であったことが分かる。本当に救助活動だったとしても、日本の哨戒機に見られては困ることだったのだ。あわててレーダーで脅しをかけて追い払おうとしたのだ。

韓国駆逐艦は能登半島沖で北朝鮮船舶と何をしていたのか?

おそらく韓国側から謝罪や説明は行われないだろう。韓国は日本のみならず、アメリカからも信頼を失うことになる。それでも明らかに出来ないことがあるんだろう。

韓国と北朝鮮は表向き分断国家であるが、実際は分断されていないのではないか。韓国の文大統領も異常な親北朝鮮であるし、アメリカの同盟国であるのは形だけで、裏では実質「南北統一」しているのではないか。

北朝鮮は核保有国でありICBMなども開発している。実際の運用能力は疑問符が付くものの、国際的には外交カードとして利用することには成功している。韓国はそういう北朝鮮と真の統一を果たし、核というカードを手に入れたいのだ。そうすれば、アメリカや日本を敵に回しても偉大な国になることができる。

最近の韓国の異常行動をみると、これが馬鹿げた妄想とは思えないのだ。