空転日記

はばかりながら はばかる

ハンストをやめさせるのが大人の責任(1/20追記)

元山仁士郎という若者が宜野湾市役所前でハンガーストライキを行なっている。「辺野古」県民投票の会代表という肩書きであるが、大学に在学中でSEALDs琉球の代表である。

ハンストの目的は県民投票に反対する自治体に翻意を促すことだ。県民投票は2月24日に予定されているので長い闘いになるだろう。人間は水だけで1ヶ月は生きられるという。元山さんの命が尽きるか主張が通るかギリギリのチキンレースとなる。元山さんは主張に殉ずる覚悟ができているのだろう。皮肉だが戦時中だったらお国のためになったはずだ。

県民投票に対する賛否が割れているとしたらそれも民主主義の結果である。それを無視して一方の意見を押し通すためには、ハンストのような反民主主義的闘争が必要となる。しかし社会において一般化してはいけない行動原理でもある。反民主主義的闘争が一般化すると世の中が混乱するからである。その闘争が目指す理想が正しいか間違っているかは問題ではない。平穏であればそれが平和なのである。

つまらない考え方だがそれが社会であり、それを受け入れるのが大人の態度である。

そして元山さんの行動を一部マスコミや文化人が持ち上げ応援している。

理想のためには命を惜しまないなんて、彼らが忌み嫌っている戦時中の価値観ではないか。この若者のハンストが左翼の矛盾を明らかにしている。それにも気付いていないとしたら救いようがない。

大人としての自覚があるならマスコミや文化人はハンストという反民主主義的闘争をやめさせるべきである。まさか元山さんが中途半端にハンストを中止するなんて、恥ずかしいことをするわけがないのだから。

(以下1/20追記)

元山仁士郎さんのハンガーストライキは105時間が経過した時点でドクターストップがかかり終了した。基地反対運動に命を捧げる平成の三島由紀夫が現れたかと注目したが、健康的な野宿&プチ断食で終わってしまったようだ。通常ハンストは医師の反対を押し切って行うものであるが、なぜか帯同している医師の意見を尊重したらしい。