若い頃は仕事で全国を飛び回っていて、飛行機はよく利用した。西日本から羽田に着陸する便は必ず房総半島上で旋回する。今でもそのルートで着陸する。
そして現在2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、国際線発着回数を増やすため埼玉から都心上空を飛行する新ルートが検討されている。それに対して関係自治体は反対の姿勢を取っている。
反対する理由は主に3つあるようだ。一つ目は騒音の問題、二つ目は落下物の問題。そして三つ目は不動産価格の問題。
特に港区あたりの高級なマンションや住宅地の貴族階級から不動産価格が暴落すると反対の声が上がっているらしい。しかし東京にある空港である。それに伴うデメリットも東京内で収めるべきである。
千葉県民は怒ってよい。いままで房総半島上空を通過する飛行機を千葉県民は我慢してきたのである。ざまあみろ。東京都民も我慢しろ。なにが不動産価格だ。房総半島を見よ。高級マンションは見当たらないし不動産価格なんて概念はない。まだ千葉では墾田永年私財法が生きておる。飛行機からの落下物だって心配は少ない。人も家もあまりないからだ。そこにつけ込み千葉の上空を使用してきたのだ。
千葉県民よ、東京都民のその横暴で身勝手な考えに鉄槌を食らわすのだ。
まず東京湾アクアラインを爆破する。そして江戸川、利根川に架かる橋を落としてしまえ。これでまさに房総半島は陸の孤島だ。これで東京都民は九十九里にもマザー牧場にも鴨川シーワールドにも行けなくなる。ついでに茨城の田舎者が東京さ行きにぐくなるがこれは仕方がない。これにより都民は恐れおののき、自らの傲慢な考えを反省し、千葉の偉大さを知るだろう。
僕も東京都民なんだが、予定されている新ルートから外れているので、まったく人ごとなのだ。こういう揉め事は傍から見るに限る。