空転日記

はばかりながら はばかる

青山児童相談所問題〜子供達よ、こんな大人にはなってはいけません〜

港区が南青山の一等地に、複合施設「港区子ども家庭総合支援センター」を建設しようとしている。その中に児童相談所が入るというので住民の一部から反対の声が上がっている。ワイドショーが騒いだため全国区の関心事となった。当然反対派住民の主張に批判が殺到している。その主張には開いた口が塞がらない。

 

「青山のような一等地にそのような治安を乱す施設はふさわしくない。造るなら高い塀で囲え」

「住民は多額の投資をしてここに住んでいるのに、なぜ資産価値をさげてしまうような近隣施設をつくるのか、他にも土地はあるだろう」

 

さらにひどい主張になると、

「児童相談所に保護される子供達は貧困なはずで、裕福な地域に来たら劣等感を感じ、可哀想ではないか」

凄まじい選民意識とエゴイズムである。批判を覚悟した上の発言だとしたら見事なクズでもある。しかも野田市虐待事件も記憶に新しく、児童相談所の役割の重要性が叫ばれる中でである。

しかし住民の全てが反対しているわけではなく、我欲丸出しの反対をしているのはごく一部の住民だとも報道されている。

 

反対の中心にいるのは「青山の未来を考える会」という団体らしい。明らかにプロが作ったと思われるホームページがあった。会事務局の連絡先とメールアドレスが記載され、そして反対の理由や建設計画の問題点などがまとめてあり、署名活動を行っている。不思議なことに会の代表者やメンバーの名は一切書かれていない。実に怪しい。

ある週刊誌の記事によると「青山の未来を考える会」を後援しているのはある不動産屋らしい。土地利権を目当てとする不動産屋が、住民の不安を煽り反対運動を行っているのが真相であるという。

 

たしかに保護されている子供に会いにDV親が施設や学校の周りに現れるとか、不良少女が施設から脱走するとか喧伝されたら、児童相談所に理解がある人でも反対したくなるかもしれない。

 

一部の不動産業界はヤクザと一緒である。「地上げ」が仕事なんだもの。そして不動産会社が絡んでいるとすれば銀行もグルである。こうなるとマスコミは黙ってしまう。真相はよく分からず、青山住民の印象は悪くなる。

 

子供達よ。こんな外道がまかり通るのも世の中である。こんな大人にならないように育って欲しい。世の中良いことも沢山あるから。