空転日記

「はばかりながら はばかる」 ぢっと手を見る

ほんとはヒトラー大好きなんじゃない?

リベラルのみなさまは、保守が強い態度を示すと「まるでヒトラーだ」と批判する。安倍元総理に対してもそうだった。デモでは安倍さんにちょび髭をつけた写真パネルをよく見かけたものだ。さっそく菅総理もヒトラーの仲間入りである。ツイッターなどではスガーリンとも呼ばれており大変強そうである。

政権交代が起きるとしばらくはご祝儀的に高支持率が続き、批判は少ないものだが、菅総理は一味違う。いきなり日本学術会議のエリート左翼集団とバトルしようぜなのだから。

さて、かつて民主党政権のとき行われた「事業仕分け」はどうであったろうか。
国会議員(立法府)が官僚(行政府)に対して行った一方的かつ強権的な行動ではなかったか。
指名された「仕分け人」が官僚を呼んで一方的にその事業について「廃止」「削減」などと宣言するのはいかにもテレビ向けのショーではあったが、三権分立的に問題あるでしょ。議員が各省庁に意見したければ、与党で意見をまとめ国会で話し合うべきでしょ。現在よくおこなわれてる野党合同ヒアリングも同様に問題がある。官僚に議員が直接圧力かけちゃダメでしょ。こいつらのほうがヒトラーじゃん。
なぜ事業仕分けを実施した民主党政権において鳩山元首相は「ヒトラー」と言われなかったのか。それはもちろん「ルーピー」や「宇宙人」「ポッポ」と渾名され、奥さんに至っては安倍昭恵さんを超える逸材であって、ヒトラーではありきたりでつまらなかったからであろう。
しかしなぜ左翼は憎いあいつをヒトラーにたとえるのが好きなんだろう。ヒトラーは国家社会主義ドイツ労働者党の総統である。めっちゃ左翼政党じゃん。民主的な選挙で選ばれ国会を改革し独裁体制を作り、支持も高かった。これぞ民主主義による独裁。自民党の政治家もヒトラーを見習ってガンバレという叱咤激励のお気持ちがもれ出ているのではなかろうか。

どこかで社会主義革命への理想を捨てきれない左翼リベラルにとって、ヒトラーは政治手法に限って言えば、ある種の理想なんだと思う。小泉政権の強引な郵政選挙なんかも同類である。
嫌い嫌いも好きのうちってヤツである。

かつてガンダムや宇宙戦艦ヤマトでも悪役はみんなドイツ風でナチスっぽい。悪役像はずいぶんアップデートされない。それなりに魅力もあるともいえるわけだ。