射手座の魂

はばかりながら はばかる 虚言・妄言・独り言を少々たしなみます

禁酒して1ヶ月 己に克つ

30代の頃は2、3日食事が不規則になるとすぐ体重が2Kgくらい落ちていた。
ところが40台も後半になると、なにをしようが体重が落ちにくくなってきた。代謝が悪くなってきたということだろう。自分で自分の体がコントロール出来なくなってゆくのは嫌である。思い切って禁酒に挑戦してみた。

コロナ禍においていもうとワックワクじゃなかったリモートワークなどがふえ、いまだかつて無いほど家にいる。コロナ禍で仕事は激減しているのではっきり言って暇である。パソコンに向ってメールをチェックしているだけの楽な仕事です。必然的に酒量は増える。だらだらと飲みくだくだと寝る毎日が続く。

もしコロナ禍が一段落して以前のような忙しい日々が再びやってきたらと考えると恐ろしい。間違いなく死ぬ。過労死する。コロナでは死なないと思う。むしろ。

年をとって衰えてゆく体と向き合い、コロナ禍で健やかなる日々を過ごし、来るべきアフターコロナで死なないようにするため、対策を講じなければならない。

というわけで一念発起して禁酒を始めたのである。

もともと酒はまとめ買いはせず、その日飲む分はその日に買っていた。まとめ買いすると際限なく飲んでしまうからである。なので夜中にコンビ二にビールを買いに行くこともしばしば。酒を買わなくなったので近所のコンビ二はつぶれてしまうかもしれない。すまん店長。

酒の代わりに炭酸水を飲むことにした。もともとビールかハイボールが好きなのだが、炭酸の刺激があれば代用できるんじゃないかと考えたのだ。しかしコーラとかは多くは飲めない。アメリカ人じゃないし。
この作戦は大成功で、風呂上りに冷たい炭酸水を飲むと結構満足してしまう。アルコールなんていらなかったんじゃ。

そして1ヶ月間、1滴も酒を飲んでいない。
すぐに脇腹の脂肪は目に見えて落ちてきた。体重は2週間ほどは何の変化もなかったのだが、3週間目から少しずつ落ち始め、現在-2Kgである。セルフコントロールができるという感覚は良いものである。

睡眠の質は上がった。当然二日酔いでだるい目覚めはないし、深く眠れる。夜中に目覚めることも無くなった。

あと頭の回転が速くなってきたかもしれない。ゆえにネットサーフィン(死語)のスピードが3倍になったかもしれない。
もう恋なんてしないなんて言わないかもしれない。

禁酒は「己に克つ」感が得られ大変良いものです。デメリットは見当たらない。
コロナ禍で生きる意味を見失っている皆さん。禁酒いいですよ。暇つぶしに。