新一万円札のデザインが発表された。
肖像は渋沢栄一である。なんというかリリー・フランキーに似ている。
いやリリー・フランキーが渋沢栄一に似ているというべきか。
新一万円札は飛び出す3Dホログラムなどが採用されている。
飛び出すリリー・フランキー………。あまりありがたみがない。
渋谷駅の西口デッキにNHK大河ドラマ「青天を衝け」の広告でジャックされている。明治時代のレトロな雰囲気で撮影され、渋沢役の吉沢亮の広告写真がこれでもかと展開されている。
その横を通り過ぎながら、吉沢亮はたしかにイケメンだが本当はリリー・フランキーなんだぞ、と思いひとり悦に入る。
若い頃は吉沢亮が演じ、晩年はリリー・フランキーにやらせればいいのに。これをやってくれたら、受信料を払うことを前向きに検討するかもしれないことを表明します。払うとは云っておりません。
渋沢栄一はたしかにエライ人なのだが、超女好きと言われ、愛人や隠し子が沢山いたのである。一説には20人子供がいたとも言われている。生涯お盛んであったのだ。
リリー・フランキーも女好きっぽいし、渋沢に似ている。もしかすると、渋沢栄一の血を引いているのではないだろうかと考えてしまう。
お札のデザインがリリー・フランキー…じゃなかった渋沢栄一になるというのはポリコレ的にはいいのだろうか。花柳界で遊び、妾がいっぱいいた人である。当時は問題ないかもしれないが、現在の価値観ではNGではないか。
その筋の方々が騒げば、デザインの見直しを行うことになるかもしれない。ほとんどが謎に包まれている人物でなければどこから批判されるか分からない。
すると…。卑弥呼ぐらいしか思い浮かばない。
詳細な資料が残っている近現代の人物はお札に採用しないほうが良いのである。
「当時の価値観を無視して批判する」ことがが主流になりつつあるからだ。
いっそアニメのキャラクターでいいのではないか。
3Dで飛び出すのなら、リリー・フランキーよりピカチュウとかドラえもんのほうが楽しいしね。