選挙のため立憲民主党と共産党が共闘している。野党が政権を取ったら共産党は「閣外協力」をするといっているが、まったく不思議である。
支持率が1桁の野党が集まって政権交代なんて何考えちゃっているわけ?と不思議がっているのではない。
どんな政治家も総理大臣を目指し、政党は政権を取ることを目指すべきである。なぜ共産党は政権に入りたくないのか。
かつて村山内閣で社会党が政権に入った時、自衛隊は合憲であると方針転換せざるを得なくなったのだ。そりゃ与党ですから。責任ありますから。
それが社会党の没落の原因となった。おかげで今では福島みずほ1人、壊れたロボットように同じことを繰り返すだけである。
共産党も政権に入ってしまったら同じ運命を辿る。天皇制や自衛隊はどうするの?マジ革命すんの?などの野党からの問いに答えねばならない。そこでもし妥協したら、いまだ革命思想や共産主義にノスタルジーを感じている支持者の信を完全に失い、旧社会党のように終わってしまう。だから「閣外協力」しかできないのだ。
立憲は気楽でいい。
すでに踏み絵を踏みまくっているからだ。立憲にとっては思想なんて珪藻土バスマットと同じである。
それに対して共産党は、力を得て活躍(政権入り)しちゃったら死んじゃうのである。
これ、「魔法少女まどか☆マギカ」と同じである。与党になり魔女(自民党)を倒す度、ソウルジェムは濁り、そしていつかは死を迎える訳である。
そんなことを考えていたら脳内でキュゥべえ(CV:志位和夫)の声がする。
「僕と契約して共産党員にならないかい?」
契約したらエライことになりそうである。
選挙民としは「訳がわからないよ」と言いたい。