射手座の魂

はばかりながら はばかる 虚言・妄言・独り言を少々たしなみます

期日前投票に行ったら混んでた話

期日前投票に行った。日曜の午後だったので混雑していた。
受付で係の人から「20分待ちなんですが……」と申し訳なさそうに言われた。
大丈夫です。ヒマなので。あなたも日曜日に投票所の手伝いだなんてヒマなのですね。おお同士よ。

何でこんなに混んでいるのだろう。ディズニーランドでいえば魅惑のチキルームなみの人気であるといえる。はて選挙は流行っているのか?

コロナはいったん抑えられている感じではあるが、飲食店もイベントなども本格的に動き出し始めたばかりである。まだまだ日曜日でも家で過ごし、せいぜいが買い物に行く程度の外出で我慢するという人が多いだろう。そんな中選挙に行くことはちょうどいい暇つぶしになるだろう。

今回投票率は高いかもしれない。なにしろみんなヒマなのだ。
嗚呼ヒマなのは僕だけではないのだ。そう思うと列に並んでいる待ち時間も気分が良い。周りを見回し、やーい暇人めと心の中で叫んだ。

投票を終えると出口に腕章をした報道機関の調査員がおり、出てくる人に声をかけている。お、これが出口調査ってやつか。
初めて見る出口調査員は、腰も低く好印象であった。そりゃ粗暴なやつだったらだれも答えないわ。

もし声を掛けられてしつこく投票先を聞かれたらどうしよう。
調査員をしてこの男からはぜひ意見を聞かねばならないという賢人オーラが出ていたらどうしよう。やれやれ困っちゃうなー。
マスコミなんかに協力するものかとも思うし、意地を張らずに大人の対応をしてきちんと答えようかとも思う。

よし
「小選挙区はパレスチナ解放機構議長マフムード・アッバースに入れました、比例はエクストリーム怠け者の党にいれました」
と答えようと決断した。うん、面白い。すべっていない。そうして調査員に向って歩を進めたわけだが、隣にいたオバサンに声がかかり私スルーされました。