射手座の魂

はばかりながら はばかる 虚言・妄言・独り言を少々たしなみます

米山隆一&室井祐月VSフェミニスト軍団 これはティターン戦争?

買春疑惑で新潟県知事を辞任し、衆院選で当選し政界に帰ってきた「ハッピー米山」こと米山隆一が災難に巻き込まれている。

かつての買春疑惑について社会運動家のフェミニスト仁藤夢乃が、ツイッター上で批判を展開。そこに米山隆一の配偶者である室井祐月が参戦し大バトルスタート。

さらにフェミニスト界から#Kutoo運動で有名になった元グラビアアイドル石川優実、靖国神社で裸になったヌーディスト北原みのり、まんこ活動家のろくでなし子まで参加。炎上請負神大集合である。まるでギリシャ神話におけるティターン戦争のようになってきた。

ティターン戦争とは、ゼウス率いるオリンポスの神々とクロノス率いる巨神族ティターンとの10年にわたる大戦である。そういえばゼウスは女好きでその妻ヘラは嫉妬深かったな。クロノスはゼウスの父親であるので壮大な内輪もめともいえる。しかも戦争の理由もくだらない。今回の騒動と同じであると思える。

確かに米山隆一の買春行為は褒められたものではないが、事が公になった後きちんと会見し新潟県知事を辞職している。買春行為自体はそもそも犯罪ではない。
その後苛烈な批判に耐えツイッターで政治活動を展開。気に食わないやつらを成敗(ブロック)しまくり、晴れて今回の衆議院選当選である。
ちなみに僕もブロックされてます。

米山隆一は新潟県民に認められたのである。禊は済んだと言える。股間以外は真人間なのだと新潟のコメ農家は許したもうたのである。
対するフェミニスト軍団はどうも戦い方を間違えたようだ。

仁藤夢乃が「妻は夫の性欲処理機ではない」と米山隆一の配偶者室井祐月を揶揄すると思われるツイートをしてしまったのである。それが嫉妬深い妻ヘラ、ではなく室井祐月の逆鱗に触れてしまった。これはイカンでしょ。この点に関しては室井祐月の怒りはもっともである。しかもすべての「妻」を敵に回した感もある。

単に買春行為に絞って批判を展開すればよかったのだが、それだと制度や法律の問題に逃げられてしまう。何しろ米山氏は弁護士でもある。股間以外は優秀なのだ。追い込まれることを予期してフェミニズムの一般論に逃げたのではないかと思う。幅を広げれば、米山隆一VSフェミニズムの戦いに出来ると考えたのではないか。

相手が男性であればこれで戦える。男が男であること自体が罪だと普段言っている訳だから、どこからでも批判し罪をかぶせることができる。最近のフェミニズム運動は議論が目的ではなくどこまでもを男性を攻撃するだけである。

感情的な攻撃に対して米山氏は衆議院議員として冷静に論理的に対処するほかない。感情対論理ではかみ合わないが、それでいい。それがフェミニズム軍団の戦略である。

誤算は室井祐月の存在である。
「何で?」「どうして?」と反論する室井祐月に対すると、あっという間に論理破綻してしまう。一番避けなければならない感情VS感情の「女同士の戦い」に持ち込まれてしまう。そうなるとフェミニズム軍団は弱いのである。女の敵は女だからである。

こうなると室井祐月は強い。叩かれるのも叩くのも筋金入りである。フェミニスト軍団はそそくさと逃げ出すだろう。結局1番まともに見える室井祐月の1人勝ちかもしれない。米山隆一はまた買春を蒸し返され踏んだり蹴ったりである。お気の毒さま。
いずれにしても無駄な戦いといえる。

米山隆一&室井祐月もフェミニスト軍団も、大きなくくりでいえば「リベラル」であろう。まあ米山隆一は元自民党であるので「職業リベラル」だが。

そうするとこの戦いは所謂「内ゲバ」であるともいえる。

先の衆院選の結果を見ると左翼の退潮は明らかで、内ゲバなんかしている場合ではないと思うのだが。戦う相手が間違っている。

「そういえば仁藤夢乃って名前、AV女優みたいだよね」
こういうとフェミニストの皆さんは怒るんじゃないかと思う。ならば現在のフェミニズムの底の浅さを露呈するだけだし、社会の変革なんかとてもできっこない。