射手座のひとりごと

はばかりながら はばかる 虚言・妄言・独り言を少々たしなみます

原油高に対抗だ。油田を掘ってパリ協定脱退しよう!

日本ではやっとコロナが一段落したと思ったら原油高である。ガソリンなどの燃料価格が高騰し、石油からできているビニール類などの生産に影響が出ている。電気ガス料金なども値上がりしている。産油国が増産を渋っているからである。きちんと価格に転嫁すればいいのに値上げは悪であるのでできない。デフレから脱却できない理由でもある。

ところで石油は何から出来ているのか?きちんとした答えは出ていない。

広く支持されているのは「生物由来説」である。大昔の生物や植物が長い時間をかけて化学変化して油田を形成するとされる。
もうひとつは「非生物由来説」である。石油は生物や植物から出来ているのではなく、地球の奥底から湧き出してくるものという説である。「生物由来説」は、油田の分布が生物の分布と異なることや、生物がいたはずがない超深度からも石油が出るという説明しがたい要素がある。「非生物由来説」も荒唐無稽というわけではない。

「生物由来説」の立場に立てば原料となる有機物は有限であるので「石油も有限」となる。有限であるからきちんと管理しなければならないとなる。
資源の奪い合いは戦争の原因であり格差や対立を生んできた。産油国や石油メジャーによる支配や裁定は正当化される。それは紳士面した巨大なビジネスでもある。

仮に地球の地下深くに石油が無尽蔵に存在すると証明されたらどうなるか。世界の秩序に少なくない変化を生むだろう。

昔、石油はいつか枯渇するとプロパガンダされていたなあと懐かしく思う。今思えば原子力推進の片棒を担いでいただけなのだ。原子力が活用されても石油の需要が極端に減ることはない。原産すれば価格を上げられるわけで「産油国とゆかいな仲間たち」の思いのままである。

日本には広大な海がある。ためしに二つ三つ油田掘ってみればいい。大深度まで採掘すれば出る可能性が高いし、もし油田開発に成功したらそのメリットは計り知れない。

最近は化石燃料をやめてエネルギーをシフトすることが流行している。また原子力推進かよとうんざりする。パリ協定なんか脱退してしまえ。

アメリカや石油メジャーに文句を言われるなら、いっそ国連も脱退してしまえ。むかしは失敗したが今回はうまくやればいい。
日本は化石燃料をバンバン燃やして繁栄する独立国家となるのだ。一国くらいそんな国があってもいいんじゃない。