地球の表面はいくつかの硬い岩盤(プレート)で構成されているという。
そのプレートが地球内部のマントルの対流によって移動し、大陸が動いたり境界部分で火山の噴火や地震が発生したりする。
学校で習う「プレートテクトニクス理論」である。
東日本大震災は、東日本が乗っている北アメリカプレートに太平洋プレートが沈み込むことで溜まったひずみが開放されることで起きたという。
地震のメカニズムはプレートテクトニクス理論ですっきり説明できる。しかし東北で大震災が発生することはまったく想定されておらず、地震予知の信頼性を失わせたけどね。
プレートテクトニクス理論は1960年代のアメリカで提唱され始め日本に広まった。決定的に日本人に根付いたのは小松左京原作の映画「日本沈没」であるという。
しかし日本人がみんな信じているプレートテクトニクス理論であるが、まだ仮説であるという。この理論で様々な現象が説明できるのだが、地球上のプレートの数や位置などはまだまだ確定していない。地震や火山があるところにプレートがあるはずだという解釈であり、したがいプレート理論だけでは説明できないことも多いという。宇宙は膨張しているらしいからビッグバンがあったに違いないという理屈に似ている。
「MYトンデモ理論 ~Sinse2020~」のリストに加えるとする。
1、坂本竜馬の功績は司馬遼太郎の創作である
2、石油は生物由来ではなく無尽蔵である
3、アポロは月に行っていない
4、パンは焼くとうまい
5、バターを塗るともっとうまい
6、プレートテクトニクス理論は間違いかもしれない(←New)
トンガの火山噴火で想定されない津波が日本に襲来した。「空振」が原因で津波が起きるという今まで経験のない現象であるという。まったく何が起きるか分からない。常識や想定を超える災害が起きるのが最近の潮流である。トンデモ理論でもいいから常識を疑ったほうがいい。
プレート境界の近くでもなく、活断層などがない地域でも大地震や火山災害が起こると考え備えるべきである。海から離れてた硬い地盤の上の土地に住んでいたとしても安心ではないと思うほうがいいのだ。
そして人間が「地球を守れ、地球を愛せよ」と叫んだところで地球は人間に全く無関心である。「温暖化で熱くなる地球を救え」というプロパガンダも詮無いものである。
それにいくら人間が知恵を使ってあーだこーだ考えても、巨大隕石が落ちてくるかもしれないし、火山が破局噴火を起こし氷河期になりグレタさんは怒るのをやめるかもしれない。静かになっていいかもしれない。
まあ所詮、人間なんて地球の表面にこびりついたカビみたいなものであるのだから、謙虚に行きましょう。