少年革命家ゆたぼんが炎上している。ただその火の勢いは弱い。面白がっていたアンチも離れ始めたようだ。
不登校中学生ゆたぼんは(お父さんが)クラウドファンディングで集めた資金で、(お父さんが)車を購入し(お父さんが)キャンピングカーに改造し、(お父さんが)運転し日本一周をしているらしい。ツイッターも(お父さんが)書いているらしい。
アップした動画でゆたぼんは九九が言えないことが判明し話題になった。中学生にもなって九九も言えないと批判されているわけだ。
「学校に通っている子どもはロボットだ」しきりに主張していたゆたぼんが九九を言えないのは当然である。
九九を覚えることは理屈ではない。ひたすら繰り返し覚え体で覚えるのである。一見、機械的でロボット化とも見えるがそれは間違いである。頭で考え理解するのではなく九九は「身につける」ものでスポーツに近いものである。理解したり納得することを「腑に落ちる」ともいうし。
学校に通ってきちんと勉強している子らは、理屈ばかりで頭でっかちであるというのは間違いで、むしろ勉強や運動を体に叩き込むプリミティブでタフな存在なんである。ゆたぼんの方が理屈ばかりで頭でっかちなヤツなんである。ロボットなどと舐めたらあかんぜよ。
とここまで書いて思ったのだが、ゆたぼんの生き方や発言はまったくお父さんのもので、それは学校教育顔負けの強制的押し付けによって生み出されるのだ。嗚呼ゆたぼんこそが究極のロボットである。そして悲しいことにそのロボットは九九も言えない低スペックなのだ。
個性や自由を履き違えて生み出されたガラクタロボットゆたぼんであるが、まだやり直せるよ。(お父さんが)その気になればね。