安倍元総理の国葬をめぐり、野党の国会議員のくだらない行いが話題になっている。
届いた招待状にSNS上でケチをつけ国葬に反対の立場を高らかに宣言している。
まず大人として大変失礼な行為であるし、行きたくないなら黙って欠席すればいい。
ただ与野党問わず大体の国会議員は功罪あるものだし下衆なものである。このような子供じみた行いも、むべなるかなである。
主だった野党議員は先日行われた安倍元総理の葬儀には参加していたので、安倍さんを悼む気持ちはあるらしい。
もし仮に「国民葬」であったら税金が投入されても反対はしないだろうから今回は「国葬」という枠組みが気に入らないようだ。
国会の承認を得ずに内閣が国葬を行うことに批判が集中している。しかし国会を開いて承認手続きを行えば、現在の議席数から賛成となることは目に見えており、時間と費用のムダである。そして仮にそのために国会を開いたら、数の力で押し切るのかと難癖つけることは明白である。
国葬を行う法的根拠がないというのはたしかにそうなのだが、行ってはいけないという法的根拠もなく、内閣が持つ行政権の範疇である。
立法府である国会のことをしきりに「国権の最高機関」というが、現在行われていることは立法府による行政権への圧力であり、三権分立を脅かす愚かな行動なのだが、当の国会議員はそんなこと考えもしないようだ。
もし岸田総理が「国葬反対は行政権への干犯である!」と言いきったら支持率が回復したりして。
いずれにせよSNSの「イキリ文化」が愚者をみごとに可視化させているといえる。