新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」の機能停止が発表された。発表したのは河野太郎。河野太郎はマリオに出てくるドッスンに似てるがデジタル担当大臣らしい。
新型コロナの収束が見えてきたタイミングで「コロナは●●派」への転向を目論むワタクシとしては考えさせるニュースである。
当初は良識的市民として「COCOA」を早くインストールせねばと慌てたが、熟慮の末に止めた。役人が作ったアプリなんて使えないだろとか癒着とか中抜きがどうとか、そんな瑣末な理由ではない。
1番の理由はスマフォンがiPhone6sだからだ。ストレージが16GBだからだ。ストレージはいつだってパンパンだぜ。
さて最近の我が国のIT系イノベーションは酷評されている。巨大IT系企業はアメリカに牛耳られ、存在感はない。これも元を糺せば日航機墜落事故でTORONの技術者が……。おっと口が滑った。
やはり新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」も評判は芳しくかった。結局活用したのは全体の17%程度という。僕は使っていないのでメリットのデメリットも分からんが。しかしこのアブリの運用が失敗だったとしてもいいじゃないか。
誰と何処で、どんなふうに会おうが、すれ違おうが自由である。それを国が把握しようなんて本来は喜ぶべきことではない。
みんなが端末を持ち、行動を監視されおまけに「検査しなさい」などと言ってくるなんてディストピアである。ビッグブラザーに監視される社会なんてまっぴらごめんである。
残念ながら「COCOA」は成功してはならないプロダクトだったのだ。だってみんな中国のような極端な監視社会にはなりたくないわけで。
住基ネットやマイナンバーに反対している監視されたくない人達も当然「COCOA」なんて使っていなかっただろうし、今回のアプリの機能停止に祝杯をあげていることだろう。良かった良かった。