アラフィフのおっさんの嗜みとしてガンダムジークアクスを観た。
大量の伏線や伏線らしきものがこれでもかと散りばめられ、物語の展開も早すぎておぢさんついてゆけません。尺の都合もあるんだろうけど考察が盛り上がるように説明を省いているようで、登場人物の関係性は希薄。なんで肝心な話をしないのかとモヤモヤする。
主人公らメインキャラは10代の若者で全く感情移入できない。これはあたりまえだ。50代のおっさんが女子高生の気持ちを理解しようなんて気持ち悪いだろう。
それでも製作陣のガンダム愛は本物でその物語は凄まじくオマージュも楽しかった。
最後はオリジナルガンダムが登場しなんと巨大化する。そして新しいエヴァ風ガンダムに首を落とされる。
メタ的には神話と化したガンダムという巨大IPとそれに囚われ肥大化したファンもろともぶった斬ったわけだ。
結果非常に楽しかったし、数年がかりの巨大化プロジェクトが事前情報が漏れることもなく完遂されたことも驚きである。
おまけとして大量の考察動画のお世話になったわけだがそちらも本編に劣らず面白かった。
あまた作られたガンダム関連の映像作品に詳しいことは当たり前で、古今東西様々な文学作品や映像作品を引き合いに出して考察する。その知識と洞察に感心することしきり。
旧来の知識人や専門家などの教養人が落ちぶれて権威を失っている現在、真の教養人はオタクと呼ばれる人たちなんだろうと思った。