空転日記

はばかりながら はばかる

スーチーさんとマララさんと007の国

国際人権団体アムネスティ・インターナショナルがミャンマーのアウンサンスーチーに授与していた人権賞を撤回すると発表し、ロヒンギャに対する迫害などを批判した。 民主化運動の象徴で軍事政権と戦ったアウンサンスーチーは変わってしまったのか?

アウンサンスーチーの父であるアウンサンは「ビルマ建国の父」と呼ばれる。大東亜戦争開戦後は義勇軍を組織し、日本とともにイギリスと戦い、日本の旗色が悪くなるとイギリスに寝返り日本と戦った。戦後再びイギリス植民地となったビルマで独立に尽力したが、政敵に暗殺される。黒幕はイギリスだったという説もある。

娘のアウンサンスーチーは父の暗殺後、英語教育をうけイギリスのオックスフォード大学に留学し、その後帰国し軍事政権と対立、民主化運動の象徴となる。

もともとアウンサンスーチーはミャンマーの民衆の代表ではなく操り人形である。そして軍事政権が本当に悪であったなら、アウンサンスーチーを軟禁するのでなく、もっと強い対応をしただろう。民主化運動=善で民衆の味方、軍事政権=悪で民衆の敵という単純な見方も疑うべきだ。

アウンサンスーチーと同様に利用されている印象を受けるのがパキスタンのマララ・ユスフザイだ。イスラム過激派に銃撃され、治療の為イギリスに移送され奇跡的に回復。その後国連で演説、のちに17歳でノーベル平和賞を受け、フェミニズムや人権運動の象徴となる。ずいぶん出来すぎている。

どちらも黒幕はイギリスである。イギリスがこそこそ立ち回っていた国はどこも民族問題や領土問題を抱えている。パレスチナ問題もそうである。資源もない小国のイギリスが現在でも強い力を持つのは、こういった影響力を世界中にばらまいているからである。大航海時代から変わらない迷惑な国だ。