空転日記

「はばかりながら はばかる」 常識人なんですが人からは変わっていると言われる ぢっと手を見る

コロナ禍での音楽界 ロックは死ぬか

音楽界もコロナ禍で自粛に追い込まれた。
そこで存在感を示していたのは、サカナクションや平沢進などの打ち込み系ミュージシャン。もともとデジタル技術と親和性があり、無観客での配信でも違和感はなくメッセージ性も豊かである。

それに引き換え全くダメだったのがロック系だ。ツアーが中止になった、ライブができないと愚痴を言い、ユーチューブなどでつまらん動画をあげてお茶を濁すのが関の山。

コロナなんか知るかとゲリラライブを決行するような「ロックなヤツ」はもういない。
ロックは反体制ではなかったか、社会に対するアンチテーゼではなかったか。

かつて革新的であったエレキギターもオッサンの楽器である。音楽もカッコだけロックで中身は歌謡曲や演歌の類である。そこに言い訳程度に体制批判を入れればハイ出来上がり。ロックは保守的で古臭く、むしろ「体制側」の音楽になってしまった。

コロナ禍でも社会に刺さるようなメッセージを出すわけでもなく、批評性に満ちた楽曲を作るわけでもない。コロナがひと段落したら今までと同じ活動が出来ればいいなと引きこもっているのか。

反対制をよしとしているわけではないが、これから左翼が弱体化し保守化してゆく中で社会に対するスパイスはあったほうがいいと思うのだ。

ロック系のミュージシャンにがんばってほしいが、その足を引っ張っているのがJRARACで、対してロック系の人たちは何も言わない。その先はロックの死ということになるんじゃないか。