父子家庭になって、色々やめた。
たとえば朝食を食べなくなった(子供にはたべさせてますよ)。体調は良い。煙草もやめた。冬になっても鼻はつまらないし金もかからない。今煙草を吸うのは大変な苦労を伴うのでやめてよかったと思う。深酒もやめたので朝爽快に起きることができる。
そしてシャンプーで頭を洗うのもやめた。いわゆる湯シャンにしたのである。だんだん髪の毛が細くなり地肌が目立つようになってきたかなと思っていたのだが、湯シャンにして2年、毛が太くなり髪の毛も濃くなってきた気がする。頭がかぶれたり、かゆくなったりもしない。クサくもない、はず。
「湯シャン」に関してネットで検索すると、頭がクサくなるから周りは迷惑とか、適切にシャンプーを使っていないからだとか、批判的な意見が多い。湯シャンを良しとしている人をまるでカルト宗教の信者のように語る人までいる。もちろん肯定的な意見もあるが少数派である。だから秘密にするしかない。神秘のベールに包まれた男となり悪い気はしない。
だいたい日本人は清潔すぎる。香水なんてクサいのを誤魔化すためのものだ。フランス人はクサイのだ。あくまでも個人的意見だが、「シャンプーしないとダメ絶対」主義は化粧品業界とカツラ業界の意向が反映された広告代理店の陰謀である。
「シャンプーはよくない」って言っちゃいけない無言の圧力があるのである。
「シャンプーなんてしないなんて言えないよぜったい〜」ということである。