テキストベースの会話AIであるChatGPTが話題である。今までのAIと違い、汎用性、即興性のある回答をすることができるという。
今のところ質問に対する回答がネタ扱いされる程度の暇つぶしツールになっているが、文章の作成、校正、オンライン上のカスタマーサポートや市場調査などへの活用が期待されるという。いずれは文化的なジャンル、小説、詩、映画演劇の脚本、なども作れるようになるだろう。
批判的な意見はおおむね2種類。
ChatGPTにとって代わられ多くの人が失業するというもの。特に文化的な小説家や脚本家、詩人などが不要になるという。
数年前にAIがもてはやされた頃、AIが普及したら不要になる業種が話題になった。しかしスマートスピーカーが少々売れたぐらいで、その後失業者が増えたという話は聞かないのでChatGPTも同じことだろう。さまざまな文書をChatGPTで作成しても最終的には人間が確認しなければならないわけで、少々手間が減るくらいだと思う。
もうひとつの批判的意見は倫理についてである。
ChatGPTが不確かな情報を作成し、それが流布されることで、風評被害や人権侵害がおこったり、間違った世論が形成されるなどの危険が指摘されている。
サンデーモーニングを見ていたら出演者がちょうどChatGPTの倫理的な問題を指摘していた。今まで不確かな情報を流布してきた「サンデーモーニング」が何を言っているのか。これは自虐ギャグなのか。
おまけにこの「インテリ」の皆さんは一般大衆は簡単にChatGPTにだまされ、倫理に反する行動や思考をすると思っているらしい。一般大衆はバカだと言っているに等しい。
大丈夫。
いままでマスコミの偏向報道やインターネットの不正確な情報に向き合ってきたほとんどの日本人はChatGPTにも簡単にだまされない。鍛えられてますので。
ChatGPTに「政治を正すためにはパイプ爆弾を用意しろ」と指示されて用意するバカは普通いない。
とはいえ、バイプ爆弾を作って演説会場で投げる真性のバカは一定数実在する。かつては過激派が爆弾で交番を襲撃したりしていたのだが、そういうバカは左翼インテリの暴走の果てであったのだ。