射手座の魂

はばかりながら はばかる 虚言・妄言・独り言を少々たしなみます

伊集院静の死亡記事への疑問

小説家の伊集院静が死んだ。 マスメディアはその人となりや遺族の言葉を伝えて故人を悼んでいる。僕は作品を読んだことはなく、週刊誌の人生相談での無頼派風の受け答えの印象しかない。 伊集院静は帰化しているが在日韓国人2世であった。その出自は伊集院静…

川尻こだまは男だった?から考える「男から見る女性」

ツイッターから人気となりアニメ化もされた「川尻こだまのただれた生活」がおもしろい。アマゾンで無料で読めるのでお得である。 ゴールデンウイークに何もすることがない人にお勧めである。 第一集: 「いなげやの話 他」 川尻こだまのただれた生活 作者:川…

メジャーでなくとも 

つとにメジャーは衰退していると感じる。オオタニさんしかニュースにならない米国の野球の話ではない。いわゆる大手という意味での「メジャー」である。 いしいひさいちの「ROCA 吉川ロカ ストーリーライブ」に感銘を受けたことは以前書いた。この緑を基調に…

谷川俊太郎「ぼく」子供に読ませていいのか?

詩人谷川俊太郎が「子供の自死」をテーマにした絵本を出版した。絵を担当したイラストレーター合田里美さんの作業を通して、2年間に渡る絵本作りを追ったドキュメンタリー番組「ぼくは しんだ じぶんで しんだ 谷川俊太郎と死の絵本」を見た感想を書く。 こ…

村上春樹に芥川賞あげておけばよかったのにね

ノーベル賞のうち文学賞と平和賞は廃止したほうがいいと思っている。 文学賞は選考基準が主観的に過ぎる。ボブ・ディランにあげたことすらある。日本でいえば吉田拓郎だぞ。それに受賞者は反対制的で左翼的な雰囲気の人達ばかり。イデオロギー臭がなく純粋な…

電子書籍を初体験。「川尻こだまのただれた生活」

本は紙で作られたやつがいいよねとずっと思っている。紙の本は重いしかさばるし、読むのも疲れるのだが、所有欲は満たされる。 そして電車の中でハードカバーの単行本なんぞを広げたならば、この高度に情報化されたスマホ全盛時代に抗う高潔な文芸の士として…

佐藤賢一「最終飛行」を読んで サン=テグジュペリのイメージは激変しました

久しぶりに本を手に取った。佐藤賢一「最終飛行」である。佐藤賢一の本は多少読んでいる。中世ヨーロッパを舞台にした「傭兵ピエール」「双頭の鷲」「王妃の離婚」「カルチェ・ラタン」「二人のガスコン」、禁酒法時代のアメリカを舞台にした「カポネ」など…

「女子大生VS週刊SPA!」の茶番とフェミニズムの自殺

「週刊SPA!」の記事「ヤレる女子大学生RANKING」を受け抗議の署名活動を行った女子大生グループが扶桑社編集部と話し合ったことがニュースになった。女子大生グループは編集経緯や記事に対する疑問を問い紙面の改善要求をし、扶桑社からは「女性を物として扱…

「岡崎に捧ぐ」に捧ぐ

漫画「岡崎に捧ぐ」の感想を書きました。

さようなら村上春樹

村上春樹はもう終わった

活字文化は衰退していない

活字文化衰退