射手座の魂

はばかりながら はばかる 虚言・妄言・独り言を少々たしなみます

政治

安倍派裏金疑惑の不可解

自民党安倍派の政治資金パーティー裏金疑惑がニュースを騒がせている。 パーティー収入のノルマを越えた分を政治資金収支報告書に記載せず各議員にキックバックしていたという問題である。ノルマ、キックバックと聞くと演劇業界のようであるが、こちらは桁違…

日本保守党は右のれいわ?

凄まじい物価高で貧困問題を抱えるアルゼンチンでは「極右」ハビエル・ミレイが大統領になった。 「アルゼンチンのトランプ」と呼ばれ選挙戦でチェーンソーを振り回すパフォーマンスが話題となったミレイは小さな政府を目指して、さまざまな省庁や政府機関の…

池田大作死去 自公連立を解消すべし

創価学会の池田大作名誉会長が11月15日老衰のため死去していたことが発表された。 まだ生きていたことが驚きである。どこか妖怪じみていてプライベートはベールに包まれていた謎の国際人池田大作は、死亡説がまことしやかに囁かれていたからである。 池田大…

細田前衆院議長の死とマスコミの存在意義

前衆院議長の細田博之衆院議長が亡くなった。先月体調不良を理由に衆院議長を辞任したばかりであった。 セクハラ疑惑や旧統一教会との関係も指摘されており、辞任会見では説明が足りないと指摘されていた。 そしてマスコミは疑惑を説明せぬまま死去した事を…

消費税について考える

インボイス制度が始まって1ヵ月ほど経った。反対派もすっかり静かになってしまったが、大きく影響が出るのは免税業者との付き合いの多い中小企業であり、とりわけその経理担当者である。あれだけ騒いでいた文化系の免税業者はなにも変わらないじゃないかと…

中東問題 触らぬ神に祟りなし

ウクライナとロシアが戦争を始めたときどうだったか。 ゼレンスキーを正義のヒーローと絶賛し、プーチンは気違いの悪魔とし、ウクライナの戦争は正義であるとメディアは伝えた。ロシア相手には交渉は通じず、徹底抗戦するしかウクライナに残された道はないと…

旧統一教会への解散請求について

護憲派の矛盾 旧統一教会に解散請求が出された。民法上の問題で解散請求が出されるのは異例で、憲法の信教の自由に反する可能性が高い。裁判になることは確実で今回の請求が確定することはないだろう。近づく選挙を意識した岸田政権の「やったフリ」であると…

イスラエルVSハマスは保守VSリベラル(日本では)

ハマスからの大規模なロケット弾攻撃に対しイスラエルが反撃を開始して戦争状態に突入した。ハマスはイスラエルにいた民間人を人質に取っているとされる。イスラエルはシリアの空港を攻撃したというしヒズボラとも散発的に戦闘が起きているらしい。中東全体…

ETV特集 「チェーサーが終わる日 ~在日コリアン 世代を越える葛藤~」について

今年の夏はあまりに暑く、常に夏バテ気味。録画したテレビ番組を見るのも億劫であった。そして涼しくなった(とういうか寒い)今、取りためた番組を見まくっている。 ETV特集 「チェーサーが終わる日 ~在日コリアン 世代を越える葛藤~」を見た。通称チェイ…

インボイス制度のメインターゲットは中小企業

10月1日からインボイス制度が始まる。 フリーランス狙い撃ちの悪法、弱いものいじめ、文化を殺しにかかっている、などと反対派はインボイス制度に対して声をあげたが時すでに遅し。9月25日には首相官邸前で反対集会が開かれたが、野党と左翼活動家の政治パフ…

国会でグラビア撮影していた蓮舫はどうなのさ

何かと世間を騒がせる岸田首相の息子、翔太郎氏が6月で総理秘書官を辞任するという。 総理とともに外遊に行った際には公用車で観光に行ったことが問題視された。そして昨年末に総理公邸で親戚を招いて忘年会を開いていた。 赤絨毯が敷かれた階段で写真を撮…

第二次世界大戦は終結し戦争前夜へ

被爆地広島で開催しているG7サミットは極めて重要なものになった。 初めて主要7カ国の首脳がそろって平和記念資料館を視察し、被爆者からの証言を聞き、慰霊碑に献花し黙祷を捧げた。首脳たちは資料館で芳名録にそれぞれに平和を希求するメッセージを記した…

旧統一教会とイスラム教

旧統一教会の信者数は公称で60万人ほどらしい。 しかし岸田政権が検討している旧統一教会への解散命令に反対するため信者が提出した嘆願書の署名は2万3千人ほど。 積極的に活動している信者はせいぜい3~4万人ぐらいと推測される。当然、1箇所に固まって住…

「国境なき記者団」の胡散臭さを報道する自由度はいかほどか

「国境なき記者団」というフランスで設立された非政府組織が毎年発表している「世界報道の自由度ランキング」によると、日本は前年の71位から少し順位を上げたものの、68位であったという。G7の中で最下位である。 日本の「報道の自由度ランキング」は2010年…

立憲民主党はもうダメかもわからんね

衆参5議席を争う補欠選挙は、自民4勝、維新1勝で終わった。野党第一党の立憲民主党は0議席。立憲民主党の一人負けである。 かつて夢見ていた野党共闘も瓦解し、与党に対する明確な対立軸も描けない立憲民主党の現状を象徴している。いずれ野党第一党の座を維…

選挙カーは普通選挙の弊害であるという話

今日は統一地方選挙後半戦の投票日である。選挙期間中はあちこちで選挙カーに遭遇した。奏でられるのは候補者の名前を連呼するだけの騒音である。うるさいだけだし、その候補者に良い感情を持つようになるとは思えない。むしろ集票に悪影響すらあるのではな…

神奈川県知事選 おもしろ人間コンテストかよ

4月9日に迫った神奈川県知事選挙を前に特大の文春砲が発射された。4選を目指して立候補している現職の黒岩知事の不倫スキャンダルである。 黒岩知事はフジテレビのニュースキャスター時代から知事になった2011年頃まで知人女性と不倫関係にあったという。文…

高市大臣VS小西議員 鏡に映る自分達と戦う野党

出所のあやしい行政文書が捏造なのか本物なのか。重要案件や予算審議そっちのけで行われた高市早苗経済安保担当相と立憲民主党小西洋之議員のバトルは高市大臣の勝利で終わった。 マスコミは「逃げ切った」と表現しているが、そもそも小西議員の主張は無理筋…

「必勝しゃもじ」批判。日本は「平和」だねえ

岸田総理がウクライナ電撃訪問の際に持参した「必勝しゃもじ」が批判の対象になっている。 この「必勝しゃもじ」、「飯取る」の意から転じて敵を「召し取る」となり、日露戦争の際に縁起物となったらしい。 そもそも広島では、学門・豊穣・繁栄・勝負事の神…

ガーシーと憲法15条

世の中を騒がせてきたガーシー参議院議員が除名され国会議員の地位を失った。 すかさず暴力行為等処罰法違反で逮捕状が出されて警視庁はICPOに国際手配を要請するという。加えて警察庁はガーシー前参議院議員への旅券返納命令を出すよう外務省に要請した。 …

脱マスク?自己責任というNGワード

3月13日からマスクの使用が「個人の判断」となった。ただ満員電車や医療機関では着用を推奨するとしている。朝の通勤風景もさほど変わらない。電車内が空いていて喋らなければマスクはいらないがマスクをしない人はほぼいない。これぞ日本人といった感じであ…

共産党はまるで宗教団体

著書で党首公選制を求めた共産党員松竹伸幸氏が党から「除名」の処分を受けた。共産党では最も重い処分であるという。志位和夫委員長を中心とした党執行部がろくに話し合うこともなく速攻で処分したあたり、なるほど「集中民主制」とは「独裁」である。 はた…

なんと不毛な同性婚議論

同性婚を認めるかどうかの議論が活発である。 しかし切実な思いを抱く同性愛者より、直接関係ないはずの大多数のヘテロセクシャルの声が大きい。それが議論を歪ませていてる気がしてならない。 日本国憲法が同性婚を想定していないことは明白であり、同性婚…

マイナンバーカードを取りに行った話

申し込んでいたマイナンバーカードの受け取り手続きに行った。 必要な暗証番号2種類を考え、身分証明書、マンナンバー通知カードを用意し役所の窓口に行く。ちゃんと準備して行ったので10分程度で受け取りは終了した。 僕が役所に着いた時から高齢女性が別の…

保険証廃止、マイナカードに一本化 始ったかな

厚生労働省が健康保険証を2024年にも原則廃止しマイナンバーカードに一本化する方針を示した。すでにマイナカードの保険証利用ははじまっている。 メリットとしては顔認証で受付が自動化されること、過去の薬や検診等のデータが自動で連携されるため、診察時…

ひろゆきが暴いた左翼の反民主的姿勢

2ちゃんねるの創設者にして最近ではご意見番として活動している「ひろゆき」こと西村博之氏が投じたツイートが沖縄基地問題に一石を投じている。 ひろゆきは辺野古新基地の建設現場で写真とともに「座り込み抗議が誰も居なかったので、0日にした方がよくない…

椿事件の再来か?テレ朝「モーニングショー」玉川発言の問題点 

テレビ朝日の「モーニングショー」に出演している玉川徹氏が謹慎処分になっている。安倍元首相国葬の際に読まれた菅前首相の弔辞について発言し「炎上」した形だ。 なかなか心を打つ弔辞だったらしいが、それを「政治的意図」と断じ、「電通による演出」があ…

ウクライナに核兵器を供与すべき

トルストイの有名な小説のせいで「戦争」の反対語は「平和」だと思っている日本人のいかに多いことか。ボーっと生きてんじゃねえでやんすよ。 「戦争」は手段なのでその反対語は「話し合い」である。逆に状態を表す「平和」の反対語は「混乱」とか「混沌」に…

辻本清美 パンジャンドラムが戻ってきた?

録画してあったドキュメンタリー「解放区」「辻本清美の正体」を見た。国会議員辻本清美に密着したTBSの番組である。 辻本が設立に関わったピースボート、土井たか子との出会いなどにふれ、その後辻本の国会での活躍を振り返る。かつて有罪となった秘書給与…

安倍元総理の死がもたらしたもの

衝撃の安倍元総理銃撃殺害事件から2ヶ月以上が過ぎ、国葬が執り行われた。国葬への賛否をめぐり日本は分断されたというが、元々あった分断がはっきり可視化されたに過ぎず、なにも変わってはいない。 国葬にあたりいくつか反対デモが行われたが、みな労働組…