射手座の魂

はばかりながら はばかる 虚言・妄言・独り言を少々たしなみます

池田大作死去 自公連立を解消すべし

創価学会の池田大作名誉会長が11月15日老衰のため死去していたことが発表された。

まだ生きていたことが驚きである。どこか妖怪じみていてプライベートはベールに包まれていた謎の国際人池田大作は、死亡説がまことしやかに囁かれていたからである。

池田大作名誉会長の死去をうけ岸田総理はXに追悼コメントを投稿した。

「池田大作氏の御逝去の報に接し、深い悲しみにたえません。池田氏は、国内外で、平和、文化、教育の推進などに尽力し、重要な役割を果たされ、歴史に大きな足跡を残されました」
「ここに謹んで御冥福をお祈りするとともに、御遺族の方々および御関係の方々に対し喪心より哀悼の意を表します。内閣総理大臣 岸田文雄」

このコメントをうけ「政教分離に反する」「炎上案件だ」と一部がざわついているようだ。まあ池田大作は国連平和賞を受けているわけで、これくらいの追悼コメントは社交辞令である。平和、文化、教育への功績に言及しているのみで政治については触れていないのだから政教分離には抵触しないだろう。

すると立憲民主党の泉代表も負けじとXに投稿。

「日本の平和運動、福祉の推進、中国をはじめ世界各国との友好親善に力を尽くしてこられました。生前のご功績に深く敬意を表し、謹んでお悔やみを申し上げます」

「中国をはじめ世界各国との友好親善」……。泉代表の投稿は岸田総理に比べると政治性がにじむ。岸田総理のX投稿を批判できなくなってしまった。反自民党界隈はずっこけたことだろう。まったく空気を読めない男である。

創価学会はどうなるか。カリスマ池田大作名誉会長の死去の影響は大きい。そして創価学会は旧統一教会もびっくりの規模とカルト性を持つ。マスコミは旧統一教会と同様に創価学会を取り扱わないとおかしい。

家族ぐるみで入信するので宗教二世三世の問題もある。カルトへの風当たりが強くなっているし、信者数の減少も深刻で、確実に衰退に向かってゆくだろう。

そして創価学会と一体である公明党の集票力にも大きく影響がある。

旧統一教会がマズイなら創価学会だってマズかったのだ。いいかげん自公連立を解消するべきである。

リベラル勢力は衰退し保守もだらしない。そろそろ政界再編をしないと持たないのではないかと思う。池田大作の死去はそのいい機会となりえる。