行ったことはないしこれからも行かないので詳しくは知らないが、ホストクラブではシャンパン1本20万円、フルーツ盛り合わせ5万円といった法外な値段になるらしい。
これぞザ・資本主義である。付加価値をつけて売り手が自由に価格を設定するのが自由経済であるし、嫌なら行かなければいい。
ホストクラブにハマる女性は推しのホストのためにぼったくり価格を承知で金をじゃんじゃん払う。それもまた自由である。しかし自由経済を謳歌しすぎた。
結果借金を追い、返済のためホストから売春を強要されたりするという。あくまでホストと客の個人的な関係の中で行われたものとすれば、処罰対象にはなりにくいが、ホストクラブ自体が組織的に関与していたら犯罪である。
警察庁長官が悪質なホストクラブへの取り締まりを強化すると明言した。当然である。
客への売春強要は組織的に行なっているのだろうし、多額の金銭の動きからはホストクラブがマネーロンダリングを行い反社会的組織とつながっているように思うからだ。
警察による取り締まりに加えて、政府は「被害にあった女性の救済」も必要と言い出した。
これは極めて差別的である。
ホストクラブにハマった女性は正常な判断能力に欠け、その結果被害にあったと言っているも同然であるからだ。
男がキャバクラにハマり、借金のカタに炭鉱のタコ部屋に売られたりしても「バーカ」「自己責任だ」で終わりである。
女性は救済されるべきものという価値観に反発するのがフェミニズムだったはずである。
フェミニストはすっかりバカの代名詞になった感がある。ここで女性を救済する必要性に疑義を示せば少しは評価が上がる気がするが。
被害女性の救済を左翼系組織が任され既得権益化する未来が見える。フェミニストはその片棒担いでいるのだから呆れ果てる。