射手座の魂

はばかりながら はばかる ほとんど独り言です

佐藤賢一「最終飛行」を読んで サン=テグジュペリのイメージは激変しました

久しぶりに本を手に取った。佐藤賢一「最終飛行」である。佐藤賢一の本は多少読んでいる。中世ヨーロッパを舞台にした「傭兵ピエール」「双頭の鷲」「王妃の離婚」「カルチェ・ラタン」「二人のガスコン」、禁酒法時代のアメリカを舞台にした「カポネ」など…

東京では何者でもなく存在できる

東京に住むようになって20年ほどになる。東京は居心地が良いと思う。ご近所づきあいもあまりないし周りに友達もいない。孤独といえば孤独である。そしてとても楽である。「自由」だと思う。 娘も大きくなってきて手がかからなくなってきた。娘が小中学生だっ…

iTunes起動不能~幻の「時間の西方」~

音楽を聴こうと思ったらiTunesが起動しない。なにやら警告のウィンドウが出るのみ。調べてみると、ウィンドウズ版のiTunesで不具合が起きているらしい。アップデートが原因とのことだが心当たりはない。いずれにせよiphone13の発売に合わせてAppleがやらかし…

映画「MINAMATA」が公開される ユージン・スミスについて過去に書いていた

映画「MINAMATA」が公開された。水俣病にかかわった写真家ユージン・スミスの物語である。 3年ほど前につたない文章を書いているのでそのまま再掲載してみる。 このブログそんなにやっているのか。PV数なんて閑古鳥なのに(笑)。 再読して思ったのはヒロシ…

ラジオはインターネットで復活したのか?

10代の頃からラジオが好きである。家にいるときは何かしらラジオをかけていた。基本音楽を聴きたくて聞いているのでFMを好んでいた。東京FMが多かったな。J-WAVEは今と違い洋楽が中心だった。FM横浜はおしゃれだが距離がありノイズがのるし、天気の悪い日は…

ワクチン3回目は打たないつもり

僕は基本的に病院が嫌いである。風邪で病院へいくなんて愚の骨頂だと思っている。昨年その流行が始まりかけた頃、「新型コロナなんてただの風邪だろ」と思っていた。今現在はその考えをやや改め、「新型コロナなんてただの厄介な風邪だろ」となった。「厄介…

ゴールデンカムイ を読んでみた、無料で!

ゴールデンカムイを無料で読んだ。あまりの面白さに一気に読んだ。金出して読んだ人すいません。290話一気に読んだので、よくわからなくなっている部分もあるし、頭がクラクラする。 ゴールデンカムイは日露戦争後の北海道を舞台に展開する、アイヌの金塊を…

「ダメ人間マエダ」の終活(後編)の感想 ダメ人間VS良識

さてザ・ノンフィクション「人生の終わりの過ごし方『ダメ人間マエダ』の終活」の後編の感想である。 前編についてはこちら。 www.koketumarobitu.com 2020年の大晦日、なんとか年は越せたが余命宣告を受けているマエダ、癌は内臓まで転移していた。2021年が…

ウィズコロナ?ゼロコロナ?

マスク着用もすっかり当たり前になり、マスクをしていなかった時代がもはや懐かしい。 もしエライ人が「もうマスクしなくてもいい」と宣言しても、皆マスクを外すことはないだろう。良くも悪くも、空気を読み、横並びを好む農耕民族日本人の習性として。 9月…

「ダメ人間マエダ」の終活(前編)の感想 人間は簡単に死ねないので楽しげな死後の世界が必要では

「終活」という言葉が想起させるのは、十分に人生を全うし、思い残すこともなく、家族にも恵まれて、泰然と死への準備を始める「リア充老人」の姿ではないかと思う。一方で、確実に死が迫ってきているのに、死への恐怖に怯え心の整理も出来ず、思い残すこと…

ペットを飼う(妄想で)

猫が飼いたい。 犬か猫かと言われれば断然猫である。犬は本能だけで動いているようでバカっぽい。猫のほうが賢そうだ。ほっといてもいいし散歩しなくていいので、手間もかからないだろう。 何しろ猫はかわいいし、モフモフ動画はずっと見ていられる。 しかし…

専門家のいない国

9月になったら肌寒い日々が続くようになった。オリンピック・パラリンピックと共に夏が終わった感じがする。自民党総裁選を控え候補者の言動や動きを報じるマスコミも喧しい。そして、新型コロナの新規感染者数も減ってきた。 もちろん本格的な冬が到来した…

渋沢栄一とリリー・フランキー

新一万円札のデザインが発表された。肖像は渋沢栄一である。なんというかリリー・フランキーに似ている。いやリリー・フランキーが渋沢栄一に似ているというべきか。 新一万円札は飛び出す3Dホログラムなどが採用されている。飛び出すリリー・フランキー…………

愛煙家が「喫煙の自由」を求め提訴  判決に注目

昔はどこでも煙草が吸えた。あちこちに灰皿があったし、駅のホームから線路を見るとポイ捨てされた吸殻だらけ。普通の電車内でもボックスシートは喫煙化だったし、飛行機でも吸えた。昭和40年代生まれの子供時代は今からすればびっくりの喫煙天国だったのだ…

自民党総裁選 なぜ総理大臣になりたいの?

菅総理大臣が任期満了後の総裁選には出馬しないことを表明した。 すぐにテレビのワイドショーは自民党総裁選の話題で持ちきりである。なんだかんだと盛り上がったオリンピック・パラリンピックも終わり、ひと段落。話題もなくなり再びテレビ番組は芸人出演の…

タクシー配車アプリ「GO」を使ってみた すんごい便利!

車の運転だけはしてはなんねえという死んだじっちゃんの遺言で、車の運転をやめて何年経つだろうか。もう20年くらい運転していないし、当然車は所有していない。今車の運転をしたら、コンビ二にダイナミック入店&いらっしゃいませとなるし、ガードレールを…

禁酒して1ヶ月 己に克つ

30代の頃は2、3日食事が不規則になるとすぐ体重が2Kgくらい落ちていた。ところが40台も後半になると、なにをしようが体重が落ちにくくなってきた。代謝が悪くなってきたということだろう。自分で自分の体がコントロール出来なくなってゆくのは嫌である。思い…

恩知らずな人たち

パラリンピックの閉会式が本日行われ、TOKYO2021オリンピック・パラリンピックが終了する。開催前は中止を求める声が大きかったが、いざ始まったら日本人選手の活躍もあり、それなりに盛り上がったと思う。 それにしても様々なトラブルがあった。 ロゴの盗用…

フジロックに平沢進降臨!なぜ最後は「庭師King」?

コロナ禍のためその開催に賛否が渦巻いたフジロックフェスティバルが終わった。ありがたいことに3日間にわたるステージはYoutubeでライブ配信された。目当ての平沢進が見られたのでありがたい。 平沢進はリリースしたばかりの最新アルバム「Beacon」を引っさ…

宮崎駿の自伝としての「風立ちぬ」

公開当時、スタジオジブリの「風立ちぬ」は、宮崎駿が初めて戦争や零戦をテーマにした映画になるとの触れこみだった。なんと零戦の設計者として名高い堀越二郎の物語であるという。記録文学の傑作である吉村昭「零式戦闘機」を夢中で読んだ身としては、期待…

オリンピック開会式雑感

コロナ禍の真っ只中オリンピックが開催された。あまたのトラブルを抱えながら開会にこぎつけた関係者に敬意を表する。開会式のセレモニーの感想について申し述べる。 直前に音楽家や演出家が降板するというドタバタがあり、そもそもセレモニー自体がなくなる…

ここまできたらオリンピック楽しもうよ

なんだかんだでオリンピックが開催される。開催の是非や有観客の是非、あのキャラや「被る日傘どうなのよ問題」などがモヤモヤしたままである。 オリンピックのような巨大イベントが簡単に止められるはずもなく、なし崩し的に始まる感はある。そしてオリンピ…

選択肢の一つに過ぎなかった「自粛」 選んだのは誰だ?

マスコミも批判に割く時間を減らし始め、「オリンピック楽しいぞモード」に転換しつつある。批判ばかりしていたコメンテーターやジャーナリストは黙り始めるだろう。 メジャーリーグやサッカーそしてウィンブルドンなどほぼ普通にやっている中で東京オリンピ…

ガンダムを全部見た Zガンダムも全部見た

U-NEXTで「機動戦士ガンダム」を全話観た。いわゆるファーストガンダムである。子供の頃に再放送をテレビで見たのだが、当然ビデオデッキもなく、全話観てはいない。なんとなく筋は知っているぐらいであった。 作画が良くないとか設定がおかしいとか後年にな…

欲しがりません、コロナに勝つまでは

オリンピックの開催が迫ってきた。メディアも「オリンピック反対」の論陣を張りつつ、各競技の予選大会や代表選手の様子を嬉々として伝える二枚舌。アホとしか云いようが無い。「オリンピックがらみの中継や報道はやめます。オフィシャルパートナーは降りま…

「未来のミライ」は傑作だ!今さらすいません

細田守監督作「未来のミライ」を見返す機会があった。公開したときに映画館で見たのだが、そのときは正直イマイチだなあと思い、当ブログでもエラソーに感想を書いている。 www.koketumarobitu.com すいません。全く分かっていませんでした。あらためてみる…

夫婦別姓推進者って子供のこと考えてる?

ETV特集「夫婦別姓“結婚”できないふたりの取材日記」を観た。映像制作の仕事をしている男性が女性と結婚するにあたり、女性側が男性の姓を名乗ることを拒否しそれが原因で結婚できない。その2人の苦闘を追ったドキュメンタリーである。 まず冒頭、自宅とおぼ…

海外の出羽守って「こじらせ愛国者」なのでは

最近SNSなどで「出羽守(でわのかみ)」という言葉を目にするようになった。はて何のことやらと調べてみたら「海外の習慣や事柄を引き合いにして日本を貶すような言動をとりがちな人」のことであった。本来は律令制下の出羽国の役人を指す言葉である。「海外…

同姓婚を認めないのは違憲?腑に落ちない判決

「同姓婚が認められないのは憲法に違反する」として全国の地裁に損害賠償を求めた訴訟の判決が札幌地裁で出た。 損害賠償は棄却されたが同姓婚が認められないのは「法の下の平等」を定めた憲法14条に反するとして違憲判断を下した。 同姓婚が認められないの…

歴史を作るのはマスコミ 半藤一利亡くなる

半藤一利が亡くなった。昭和史の専門家で多くの著作を持つ。追悼するテレビ番組や書籍が制作されている。 10年くらい前に半藤一利がにテレビ出演していたのを記憶している。その番組は歴史関連の討論会で「先の大戦」をどう考えるかという論題になった。その…