射手座の魂

はばかりながら はばかる 虚言・妄言・独り言を少々たしなみます

朝日新聞はどこの異世界を見ているのか

「イタリアでもホモでありたい」という回文をネットで見つけてからというもの、思い出し笑いに困らない私だ。 ついでに発行部数が落ちる一方のオールドメディアの雄たる朝日新聞のサイトに潜入し社説を読んでみた。 朝日新聞は左翼リベラルにして空想的平和…

旧統一教会とイスラム教

旧統一教会の信者数は公称で60万人ほどらしい。 しかし岸田政権が検討している旧統一教会への解散命令に反対するため信者が提出した嘆願書の署名は2万3千人ほど。 積極的に活動している信者はせいぜい3~4万人ぐらいと推測される。当然、1箇所に固まって住…

「国境なき記者団」の胡散臭さを報道する自由度はいかほどか

「国境なき記者団」というフランスで設立された非政府組織が毎年発表している「世界報道の自由度ランキング」によると、日本は前年の71位から少し順位を上げたものの、68位であったという。G7の中で最下位である。 日本の「報道の自由度ランキング」は2010年…

川尻こだまは男だった?から考える「男から見る女性」

ツイッターから人気となりアニメ化もされた「川尻こだまのただれた生活」がおもしろい。アマゾンで無料で読めるのでお得である。 ゴールデンウイークに何もすることがない人にお勧めである。 第一集: 「いなげやの話 他」 川尻こだまのただれた生活 作者:川…

マスクをしない人が増えてきた

先日、某恩賜公園に行った。結構な人で賑わっていたがマスクをしていない人が増えた。屋外ということもあるが3分の1はマスクをしていない。 通勤電車でもマスクをしていない人がちらほら。 コロナ禍真っ盛りの頃はマスク着用率はほぼ100%だった。あえて0.01%…

ジェンダートイレはデンジャートイレ?

うちのトイレはジェンダーレス対応なのだが、時代を先取りしているわけではなく1ヶ所しかないので当たり前のことであった。 何かとこじれがちなジェンダー界隈であるが、揉めるべくして揉めているのはやはりトイレ問題。新しくできた商業施設などでトイレを…

立憲民主党はもうダメかもわからんね

衆参5議席を争う補欠選挙は、自民4勝、維新1勝で終わった。野党第一党の立憲民主党は0議席。立憲民主党の一人負けである。 かつて夢見ていた野党共闘も瓦解し、与党に対する明確な対立軸も描けない立憲民主党の現状を象徴している。いずれ野党第一党の座を維…

選挙カーは普通選挙の弊害であるという話

今日は統一地方選挙後半戦の投票日である。選挙期間中はあちこちで選挙カーに遭遇した。奏でられるのは候補者の名前を連呼するだけの騒音である。うるさいだけだし、その候補者に良い感情を持つようになるとは思えない。むしろ集票に悪影響すらあるのではな…

ChatGPTを憂慮する「サンモニ」の愚

テキストベースの会話AIであるChatGPTが話題である。今までのAIと違い、汎用性、即興性のある回答をすることができるという。 今のところ質問に対する回答がネタ扱いされる程度の暇つぶしツールになっているが、文章の作成、校正、オンライン上のカスタマー…

神奈川県知事選 おもしろ人間コンテストかよ

4月9日に迫った神奈川県知事選挙を前に特大の文春砲が発射された。4選を目指して立候補している現職の黒岩知事の不倫スキャンダルである。 黒岩知事はフジテレビのニュースキャスター時代から知事になった2011年頃まで知人女性と不倫関係にあったという。文…

「レジデント・エイリアン」の感想 ~差別も区別もない浄化された町~

TVドラマを見る習慣はないのだが、たまたま第1回の放送を見たのでそのまま見続けているアメリカのSFコメディー「レジデント・エイリアン」の感想である。 アメリカの田舎町ペイシェンスの近くに地球侵略にきたエイリアンの宇宙船が墜落する。生き残ったエイ…

高市大臣VS小西議員 鏡に映る自分達と戦う野党

出所のあやしい行政文書が捏造なのか本物なのか。重要案件や予算審議そっちのけで行われた高市早苗経済安保担当相と立憲民主党小西洋之議員のバトルは高市大臣の勝利で終わった。 マスコミは「逃げ切った」と表現しているが、そもそも小西議員の主張は無理筋…

高校球児の帽子のへこみは……バットを置くため

春の選抜高等学校野球大会の準決勝は劇的な逆転で報徳学園が大阪桐蔭に勝利した。大阪桐蔭が負けたのでうれしい。大変申し訳ないが僕は大阪桐蔭が嫌いである。 私立の野球強豪校は皆全国各地から有望な選手をかき集めビジネスとして野球興業に加担する点で、…

「必勝しゃもじ」批判。日本は「平和」だねえ

岸田総理がウクライナ電撃訪問の際に持参した「必勝しゃもじ」が批判の対象になっている。 この「必勝しゃもじ」、「飯取る」の意から転じて敵を「召し取る」となり、日露戦争の際に縁起物となったらしい。 そもそも広島では、学門・豊穣・繁栄・勝負事の神…

WBC優勝!天国の水島新司も喜んでるね!

WBC侍ジャパンが優勝した。まったく野球マンガのような展開で。 不調に苦しむ三冠王村上は劇的復活を遂げ、アメリカからきたヌートバーはチームに溶け込み大活躍。投手陣も安定していて、最後はダルビッシュから大谷への継投で締めた。 アメリカの監督が「台…

ガーシーと憲法15条

世の中を騒がせてきたガーシー参議院議員が除名され国会議員の地位を失った。 すかさず暴力行為等処罰法違反で逮捕状が出されて警視庁はICPOに国際手配を要請するという。加えて警察庁はガーシー前参議院議員への旅券返納命令を出すよう外務省に要請した。 …

坂本龍一に乗っかるマスコミの「なぜ」

原発回帰の方針を示す政府を批判するメッセージを音楽家坂本龍一が東京新聞に寄せたという。3月15日の記事にある。 なぜこの国を運営する人たちはこれほどまでに原発に固執するのだろう。 から始まり「なぜ」が3回使われているのでマスコミは「なぜ」と言う…

脱マスク?自己責任というNGワード

3月13日からマスクの使用が「個人の判断」となった。ただ満員電車や医療機関では着用を推奨するとしている。朝の通勤風景もさほど変わらない。電車内が空いていて喋らなければマスクはいらないがマスクをしない人はほぼいない。これぞ日本人といった感じであ…

花粉症患者は国を集団訴訟すべし

今や国民の半分が罹患しているという花粉症。ひどい鼻炎となり、目の痒みや充血を引き起こし、著しくクオリティ・オブ・ライフが下がる。 僕が子供の頃はまだマイナーな病気だったように思う。それが今では2人に1人が花粉症であるという話もある。 戦後に国…

共産党はまるで宗教団体

著書で党首公選制を求めた共産党員松竹伸幸氏が党から「除名」の処分を受けた。共産党では最も重い処分であるという。志位和夫委員長を中心とした党執行部がろくに話し合うこともなく速攻で処分したあたり、なるほど「集中民主制」とは「独裁」である。 はた…

演劇業界の現状 SMクラブかカルト教団か 

コロナ禍に苦しめられ、やっと落ち着き始めたかと思ったらインボイス制度が追い討ちをかける。演劇業界とりわけ小劇場界隈からは政治に対する恨み節が溢れているのだが、イマイチ盛り上がっていないように思う。 マスコミがほとんど報道しないことが理由のひ…

昆虫食はタブーなのか?ウーパールーパーは?

ランキング参加中社会 製パン大手の敷島製パンのコオロギパウダー入りのパンとお菓子が物議を醸している。 安全性に対する疑問など冷静な意見もあるが、中には誹謗中傷や陰謀論的な意見も散見され、敷島製パンは風評被害に対し法的措置も辞さないとしている…

やりがい搾取の声優業界が作ったインボイス反対アニメ 

#VOICTION というツイッターアカウントがある。インボイス制度に反対する3人の声優が立ち上げたとのこと。そこでインボイス制度の理解のためにアニメを作ったというので視聴した。 www.youtube.com いきなりずっこけたのだが「インボイス制度?なにそれ知ら…

部下にやさしく

よく映画や演劇業界などでパワハラ・セクハラ問題が話題になる。その多くは立場の強い側から弱い側へのものである。かたや一般の会社組織ではすで対応がある程度進んでいると認識している。 気が付けば組織の中では年長者の部類に入った。 僕も部下に対する…

スマートウオッチでスマートに改札を抜ける方法

自動改札でスマートウオッチをかざして通過する様はまったくスマートではない。 左手を右側に突き出し、手の甲側を下向きにし、しかも少しかがんで姿勢を低くしなければならない。自動改札は右手でカードを取り出しそれをかざして通過することを想定して、タ…

なぜマスクは「世界を見習え」とならないんだぜ?

タイトルで言いたいことを言ってしまったので、あとはつまらない補足。 コロナ禍が始まって間もない頃、PCR検査拡充に後ろ向きな政府をマスコミは批判し続けた。 マスコミは政府を叩き医療業界におもねることが金になるからやっているのだが、残念ながらそれ…

タラちゃんをロボ化あるいは女性化すれば…

「サザエさん」てタラちゃんを担当していた声優、貴家堂子さんが亡くなった。87歳だそうだ。 声優が交代することになるわけだが、慣れるまでは「違和感ありまくり」といわれるだろう。次の声優さんは気の毒である。 ならばアニメの設定を変更すれば良い。 タ…

なんと不毛な同性婚議論

同性婚を認めるかどうかの議論が活発である。 しかし切実な思いを抱く同性愛者より、直接関係ないはずの大多数のヘテロセクシャルの声が大きい。それが議論を歪ませていてる気がしてならない。 日本国憲法が同性婚を想定していないことは明白であり、同性婚…

谷賢一事件は演劇業界を浄化するキッカケになるか

気鋭の劇作家・演出家として知られていた谷賢一氏がパワハラ、セクハラ、強姦の疑いをかけられ表舞台から消えた。プロフィールで「演劇悪魔」と自称していた自身のツイッターも更新が止んだ。 谷氏の才能を高く評価し、その「福島三部作」の岸田戯曲賞受賞に…

演劇人に税金をやるな

コロナ禍以降世の中から疎まれることが増えた演劇業界で事件である。 気鋭の演出家谷賢一が主催する劇団の俳優に対しセクハラ・パワハラを恒常的行なっていることが明るみになった。ハラスメントを受けていた女優からの提訴を受け、谷賢一はネット上で反論し…