射手座の魂

はばかりながら はばかる 虚言・妄言・独り言を少々たしなみます

マスクをしない人が増えてきた

先日、某恩賜公園に行った。結構な人で賑わっていたがマスクをしていない人が増えた。屋外ということもあるが3分の1はマスクをしていない。

通勤電車でもマスクをしていない人がちらほら。

コロナ禍真っ盛りの頃はマスク着用率はほぼ100%だった。あえて0.01%がノーマスクと仮定すれば、いまは10%程度がノーマスクなので、100倍になったということである。

独断と偏見に基づいた感想を述べると、ノーマスク派に「普通の人」が加わった感じだ。

少し前のノーマスク派は、尖った感じの人バカっぽい人外国人酔っ払いで構成されていた。

尖った感じの人は、「同調圧力には屈しないという同調圧力」に屈してる人達、「人と同じことはしないぜ」と考える人達と同じことを考えている人達に分類される。一見して「大多数とは違うのだよ」という雰囲気を醸し出していた。

現在はそういう雰囲気ではない「普通を自認するごく普通の人」も自然体でマスクをしていないようであり、好ましい変化だと感じる。

今朝の通勤電車で隣に立っていたノーマスク男性もどう見ても「常識人」であり、凡人の中の凡人キングオブ普通といった風情であった。

日本人は個性がなく周りを気にしすぎ、外国人は個人主義で個性を大事にするというのが一般的な評価だろう。しかし外国人は「個性的であれという同調圧力」に従う没個性的な存在とも言えるかもしれず、そこにたいした違いはない。刷り込まれているジョーシキってやつである。

長くマスクを強要されている日本人もごく自然に穏やかに抗い始め個性が現れてくるのは面白い。没個性を強要された方が個性が輝くのかもしれないなあと、意味のないことをつらつらと。