空転日記

はばかりながら はばかる

麻薬ってどこで売ってるの?

ミュージシャン・俳優のピエール瀧がコカインの使用で逮捕された。現在あまたの映像作品に出演する超売れっ子なので芸能テレビ業界にとっては大変な事態であるという。

少し前に強制性交の疑いで逮捕された新井浩文のときもそうだったが、過去現在に出演している作品が放送できなくなったり、出演シーンをカットされたりしている。ピエール瀧もCMなども合わせると違約金が30億円などといわれている。そして何時もそうだが、「芋づる式に」交友関係のある芸能人が逮捕されるのではとささやかれる。

しかし不思議である。仮に僕が麻薬に興味を持ったとしても、どこに売ってるのだろう。新宿の歌舞伎町なんかもよく行くが、麻薬の購入を持ちかけられたことも、麻薬に関わったことのある人に会ったこともない。少し前なら合法ドラッグぐらいは買えたかもしれないが。

考えれば当然である。麻薬を取り扱っている反社会的勢力が素人に売るわけがない。売る方と買う方が持ちつ持たれつの関係を作り、お互いに裏切らない信頼関係を構築しなければならないし、顧客が一気に身を滅ぼさないよう麻薬の分量をコントロールし、継続して商売しようとするのだ。

したがって反社会的勢力が狙うのは政治家や企業経営者、スポーツ選手や芸能人となる。普通に生活している一般人には縁の遠い世界である。

ピエール瀧の逮捕にともない様々な意見が飛び交っている。「ドラッグは使った人間もある意味被害者だ」「出演した映像作品に罪はないので、お蔵入りさせてしまっては文化が廃れてしまう」など芸能界では擁護する意見が多い。なかには「きちんと反省して、麻薬から足を洗い更正すればよい」などと将来の復帰を匂わす意見すらある。どこかピントのずれたぬるい意見ばかりである。問題は反社会的勢力との交友関係なのに。

仮に普通の人が麻薬に手を出してしまったらどうなるだろうか。おそらく人生破滅である。会社は首になり芸能界のように復帰はできない。擁護してくれる人もいないだろう。麻薬で逮捕され復帰した芸能人は多い。芸能界はやはり甘い。

いっそ「芸能マスコミ界も反社会的勢力である」と開き直ってしまえばいい。そうすれば映画もドラマもCMも影響はない。

警察からマスコミにリークがあったのだろうが、ピエール瀧がコカインの吸引に韓国紙幣を使っていたそうだ。麻薬が朝鮮半島を経由して反社会的勢力の手に渡っているという話もある。その辺が絡んでいるのだろうか。平成も終わるしオリンピックもあるし潮目が変わったのかもしれない。

あとマスコミは麻薬のことを「ドラッグ」というのはおやめなさい。罪の意識を軽減させようとしているなら誰のためか。そもそもドラッグストアが迷惑だ。

元号廃止?キリストの生まれた年が基準でいいの?

平成がまもなく終わり、改元が行われる。元号そのものに対して様々な意見が出ている。共産党の志井和夫委員長も天皇一代に一元号とする元号法の廃止を訴えた。主張はこのようなものだ。

「元号は、時をも君主が支配するとの考えからきている。国民主権の原則になじまないと考えている」

さすが天皇制廃止を訴えてきたブレない共産党である。天皇制を廃止するためには憲法改正が必要なのだがそこには黙っている所もブレない。

元号反対論者は二種類いて、共産党のように天皇制反対の立場から元号に反対している人たちと、単純に西暦のほうが便利で事務処理も楽だからと考える人たちである。

昔は天皇の意向でころころ元号が変わったそうである。大災害が起きたときや、めでたいことがあったとき、きれいな雲が現れたとき、変な亀が献上されたときなど。変な亀ってなんだ?きっと元号は「珍亀」だったのだろう。それに比べれば現在の改元のプロセスは政府主導で天皇のご意向なんて反映されていない。共産党はタイムスリップでもしてきたのか?

日本人のほとんどが天皇制を支持しているので、天皇制反対からの元号反対論者の言うことは無視してよい。

比べると、単純に便利であるという意見はもっともである。面倒なのは確かで事務にかかる費用も莫大である。行政文書などは西暦で統一したほうが効率がいいと思う。

主として使うのは西暦にして、元号は一つの文化的アイコンとして必要に応じて使えばいい。西暦だけにしてしまうのは反対である。

西暦はイエス・キリストが生まれた翌年を紀元とする紀元法である。日本人の多くはキリスト教徒ではなく、無宗教的ではあるが仏教神道が文化的支柱としている。便利だからとキリスト教由来の西暦だけにしてしまうのはもったいない気がするのだ。

そしてキリストが生まれた年なんて、よく分からない聖書の物語である。それを基準にするより、天皇が変わるという日本人の誰もが共有できることを始まりとするほうが良いと思う。日本共産党はアメリカ嫌いのふりをして日本をキリスト教化したいスパイに違いない。

それに西暦だと4桁の数字だけになってしまい味気ない。元号があったほうが振り返ったときその時代を思い出しやすくなる。上手に使い分ければいいと思う。

 

身代金目的の誘拐事件がなくなった理由

最近「アポ電強盗」と言う犯罪が話題になっている。身内を装って目的の家に電話を掛け情報を聞き出し後日強盗に入るというものだ。

情報収集や強盗の実行犯など複数のグループが連携しているとみられ、大胆な手口からみてもプロの犯罪集団だろうと思う。

このアポ電強盗について情報番組の司会者が固定電話とからめた話をした。固定電話の存在が犯罪に利用されていることからそのの存在意義を問うたのだ。物議をかもしたとマスコミが少し騒いだ。何かに忖度しているのか。

しかしこの発言は正しく思える。被害者は固定電話を持つお年寄りばかりだし、携帯電話世代は知らない電話には出ない人もいる。固定電話にかけることで在宅時間も知られてしまう。そしてお年寄りの固定電話番号は電話帳に載っていることも多い。やはり間接的に固定電話がかかわっている。もちろん一番悪いのは固定電話自体ではなく、犯罪者であるが。

なんといっても「犯罪と電話」で思い出すのは「身代金目的の誘拐事件」である。今ではほとんどなくなった。サスペンスや警察ドラマの定番のネタであった。

なくなった最大の理由は電話回線がデジタル化し瞬時に逆探知ようになったことだという。そして携帯電話の普及である。携帯電話も使用した人がすぐ分かるので犯罪には使えない。公衆電話もなくなったので身代金の受け渡しにつかえない。

身代金目的の誘拐事件はアナログ回線の固定電話が普及し生まれた犯罪なのである。そして犯罪集団は住所の記載がある古い卒業アルバムや電話帳を利用してきた。

我が家も固定電話はあるが正直いっていらない。子供が小さいころは学校の連絡網のため必要だったが、今はなくてもいい。ただ実家のがファックスを使っていてそのうち必要になるかも知れず、そのためにしかたなく維持している。

時代は変わり、古いものが良いとは言えなくなってしまった。情報は筒抜けかもしれないが普通に生活している人にとっては携帯電話のほうが安全である。迷惑メールを我慢すればいい。

先日スマートフォンにメールが届いた。拓哉と名乗る男からである。ニノと飲んでいるのだが僕のことを思い出し会いたいという。 これはおそらく例の有名芸能事務所に在籍している有名タレントだろう。はて、僕は覚えがないのだが、向こうは僕を知っているらしい。さほど興味はないので無視してやった。