射手座の魂

はばかりながら はばかる 虚言・妄言・独り言を少々たしなみます

おフランスのアジア人差別

フランスの在住の日本人が現地レストランでの被差別体験をXにポストした。きちんと抗議をしたその姿勢は好意を持って受け取られたが、フランスのような「人権先進国」でアジア人が未だ差別されてきることに戸惑う反応もある。

そのポストに対して別のフランス在住の日本人が、アジア人が差別されないための心得や振る舞いを説き、批判が殺到し炎上したわけだが、すこし気の毒ではある。日本人が美徳とする「郷に入っては郷に従え」を親切心から説いたのだろうから。

フランスを代表する標語は自由、平等、博愛とされるが「博愛」は正確には「同胞愛」であり、アジア人は同胞ではない。

そもそも、すこし間まで黒人奴隷をこき使っていた奴らである。当然のように黒人を牛や馬のように扱っていたのである。

彼らからすれば下等な有色人種にわれら同胞とほぼ変わらぬ権利を与えてやっているのである。それだけで彼らは人権に配慮していると満足なのである。

レストランで区別されるくらい我慢しろザマス。同じ空気を吸わせてやっているたけでありがたく思えザマス。

日本人からすればヨーロッパは階級社会だし差別もある。日本にだって差別はあるが、奴隷制度のなかった日本とはまるで違う。いったいどこに魅力があるのか分からない。

グローバリズムなんてくそくらえである。