空転日記

はばかりながら はばかる

フランスこけてドイツもこけてEUは瓦解する?

フランスで燃料税引き上げに反対するデモが暴動となり、マクロン政権は危機を迎えている。そしてデモに屈する形で増税延期を発表すると見られている。マクロン政権が地球温暖化対策の一環として燃料税を引き上げるのは、エコカー普及のためだ。それで日産の技術が欲しかったのかと納得した。

フランスは組合と人権意識が強いのでデモが多い。さすが元祖革命の国である。フランス国旗の由来として「自由、平等、博愛」という標語を学校で教わったが、最近は「博愛」は「友愛」と訳されるようだ。なるほど志が同じ人は愛し、違う人は断頭台で首を刎ねるということだ。フランス革命は暴力と血にまみれ、近代の民主主義の愚かさが凝縮したものだ。フランス国歌の歌詞も血なまぐさい。君が代を軍国守護の象徴だという人がフランス国歌を批判しているのを聞いたことがない。なのでそういう人は信用しない。

ドイツも最近さっぱり存在感がない。移民の安い労働力を活用し対中貿易で経済を支えてきたが、米中が経済における冷戦状態に突入してしまったので、お先真っ暗である。

フランスとドイツというEUを支える国が揺らいでいる。下手をするとEUは瓦解するかもしれない。そうすると笑うのはイギリスだ。EU離脱は案外スムースに進むかもしれない。イギリスは国際金融で儲ける国なので、域内経済に縛られる必要はない。タックスヘイブンはほとんど旧イギリス植民地である。カルロス・ゴーンの隠し財産もそんな所にあったりして。

ヨーロッパは激動の時代に入りそうだ。そして裏で糸を引いているのはアメリカにみえるのだが……。