2度目の緊急事態宣言が出た。
すっかり「コロナ慣れ」してしまったこともあり切迫感はない。仕事もリモートワークが板についてきたし食事は基本自炊なので何も変わらない。危機を煽るワイドショーを見なければ我が家は平和そのものである。
日本の不幸はコロナ報道が政権批判と一体化してしまうこと。政府が行うことはすべて後手後手で間違っていて無為無策だと騒ぐメディアに感化されしまった。
知人で熱く政府を批判するヤツが結構な額の補助金をもらっているのを知っている。
すっかり「欲しがりましょう勝つまでは」となってしまった。
日本は国家社会主義体制への転換が始まったように思う。国家が強力なメッセージと金を出せと独裁者を希求し始めたのだ。驚くべきはそれを言い出しているのが左翼であることだ。市民による自治が大事で国家は権力を行使するなと言い続けてきた戦後民主主儀。それを理想としていた左翼が自ら大本営となり壊し始めたのである。ならば左翼政党からポピュリストが登場して支持を集めるかと思えばそうでもない。まったく左翼は無責任である。
こういう愚かな熱狂からは距離を置き自衛に努めよう。
さてオリンピックはどうなるだろう。
PCR推進論者の言い分はこうだ。PCR検査で陰性なら自由に活動ができる。ならば外国選手は自国でPCR検査を受けてもらい陰性者が参加すればよい。日本ではすべての関係者がこまめにPCR検査を受ければいい。選手は選手村に隔離されているし市中より安全だろう。観客は少なくしてオンラインやテレビでの観戦を主にすればいい。
しかし中止を訴える声が大きくなってきた。オリンピック反対派はPCR検査推進論者と重なるのだがおかしな話である。PCR検査すればスポーツも経済活動もできるんだよね。PCR検査すればオリンピックできるよね。もしかして検査に意味がないと感じているんじゃないの?
PCR検査推進もオリンピック問題も政局になってしまった。それ故の矛盾が発生しているということである。マスコミはどこまでも愚かである。国民をどこに連れて行こうとしているのか。