11月に入りコロナの感染拡大が続いている。報道では第3波襲来などと喧しい。
電車の中ではみんなマスクをしている。マスクをしていない人はほぼおらず、99%の人はしている。これはすごいことなんじゃないか。
海外ではこうはならない。西洋ではマスクをすること、つまり口を隠すことに抵抗があるという。
アニメや特撮のヒーローをみても、西洋では目は隠しているが口を隠しているヒーローは少ない。日本では逆で、目は隠さず口を隠していることが多い。
聞いた話だが、アメリカではPCR検査で陰性だったからマスクをしないくていい、と考える人が多いという。うーんダメなわけだ。
現状では一般人ができるコロナ対策はマスク、手洗い、ソーシャルディスタンスしかない。PCR検査を拡充してもコロナは減少しない。無症状の感染者が顕在化し混乱するだけである。
なぜ日本人はみんなマスクをするのか。それは同調圧力に弱いからである。いやむしろ同調圧力が大好きだからである。つまり支配されたがっているのである。そして人と違うことを回避する農耕民族由来の特性もあるだろう。
「みんな同じでみんないい」である。
おまけにテレビをつければ、政府には強いリーダーシップが必要だとか、強制的に指示しろなどの言説で溢れている。SかMかと言われればMである。強い権力で束縛してえ〜、とみんな望んでいるのである。
同調圧力と被支配欲。みんなマスクしているのはこのためである。みんなマゾっ気があるのだ。
恐るべきことに政府も批判に慣れっこになり、もっと批判して〜、となっている。まさかの政府もマゾ化も懸念されるところだ。
いずれにせよみんなマスクをしているのは良いことだ。一億総マゾ化はコロナに打ち勝つ強力な武器かもしれないと思う。