射手座の魂

はばかりながら はばかる 虚言・妄言・独り言を少々たしなみます

コロナで本当にダメージを受けたのは…。

朝から晩までコロナコロナと騒いでいたテレビもすっかり騒がなくなった。

そのかわり選挙に向けて、経済が大事だとかバラマキはいかんとかNHKをぶっこわすなどと騒いでいて、コロナってなんですかモードである。

しかも日本で新型コロナ新規陽性者が急減しているその理由は分からないという。
おいおい、マスコミはお抱えの「専門家」に聞けば良いではないか。国民を啓蒙し、したり顔で対策を訴えてきたのだから、その答えを知っているはずだ。それほどの見識を持つからこそ、その意見をあまねく知らしめたのではないか。

ウイルスは紫外線で死ぬので甲子園はできると言っていた岡田晴恵さんはどこへ行った?
菅総理を批判し、海外では全く効かないとされるイベルメクチンを患者に自費診療させていた倉持仁医師はどこへ行った?

先日イギリスのガーディアン紙が日本のコロナ対策はサクセスストーリーであるとの記事を掲載した。「崖っぷちからの復活」とタイトルが付けられた記事では、ヨーロッパで苦労している感染の食い止めに日本は成功したという。
要因としてはワクチン反対運動がほとんど無かったこととマスクの習慣が根付いている事をあげている。

おやおや日本でそんなこと言ったら自民党支持者かと石を投げられるのがオチだ。日本のマスコミもこんなことは言わない。批判するか黙っているかである。
結局、コロナを総括することもなく、しれっとマスコミは「次の話題はー」である。

様々な業界がコロナでダメージを受けたとされる。経済的なダメージであればこれから回復して行ける。
マスコミはコロナに乗っかり、政権批判と一緒くたにして世の中を煽りまくった。それは国民から見透かされてしまった。結果だいぶイメージを損ねたし、信用を失った。もともと信用されていないので、落ちる一方である。

平時は批判ばかりでもいい。
しかし国難ともいえる状況ならば、少しはジャーナリズムらしく振る舞わないとお先真っ暗である。今や変わるものはいくらでもあるのだ。