射手座のひとりごと

はばかりながら はばかる 虚言・妄言・独り言を少々たしなみます

共産党が革命を起こすのではなく、共産党に革命を起こすのだ「マイレボリューション党」になれ

岸田総理大臣が就任し、新しい内閣が誕生した。
所信表明演説の内容から「改革」の文字が消えた、派閥や安倍・麻生の意向を汲んでいる、世論調査の支持率も低いと、マスコミはまず批判から始めたようだ。
マスコミがそれぞれ独自に世論調査しているので数値はいくらでも好きにで………。
おっとやめておこう。

岸田総理はバランス感覚がすばらしいと思う。レジ袋を廃止して世の恨みを買ったセクシー大臣がいなくなったと思ったら代わりにパンツ大臣爆誕である。まったく行き届いている。行き届きすぎである。

昨年の菅元総理就任時は、地味で苦労人であるとかパンケーキ食ったとかさんざん持ち上げ、当初は高支持率を叩き出していたが、あっという間に低支持率である。
それに比べると岸田内閣は比較的静かな出だしでよろしいのではないかと思う。いずれボカスカ叩き出すのだから。そのへんはマスコミが如何様にも出来るわけで。

なんだかんだと新内閣はスタートした。基本的に安倍・菅路線を継承するのだろう。目新しさはないが、大きな失点もないだろう。こうなってくると大きな課題を抱えているのはむしろ野党のほうである。

なにせ野党全部あわせても10%ちょっとの支持率である。選挙協力しなければお先真っ暗である。しかも攻めどころがいくらでもあったコロナ渦においてすら支持率を上げることが出来なかったのは痛い。このままでは与党と「特になし党」に票は独占されてしまう。

野党第一党である立憲民主党も低迷しており、ブーメランを投げることすらできないようだ。そして選挙での野党共闘を模索しているようだが暗礁に乗り上げている感もある。いずれにせよ鍵になるのが共産党である。

立憲と共産の選挙協力を阻むのは相変わらずイデオロギーである。立憲の支持団代である連合の新会長から、共産党との閣外協力を批判される始末である。

共産党は「暴力革命なんてしない普通の平和な政党です。てへ」とアピールするがやっぱり疑わしい。
裏では「革命なんてしないなんて言わないよ絶対」って言ってそうだ。

ならば、共産党が革命を起こすのではなく、共産党に革命を起こせばいいじゃない。

「革命」の定義を変えるのだ。
まずもってリアル社会全体を急進的に変化させることは困難であるし、天皇制廃止、自衛隊廃死、日米同盟破棄など本気で望む人も少ないだろう。戦争になっちゃうし。
ゆえに実体社会でマジで革命を起こすのは止めにして、各々がその心の中で革命を起こせばいいのではないか。
天皇制や自衛隊を廃止してもアメリカを否定しても思想信条の自由によって保護される。自由で理想的な共産社会を心の中で作ることができる。

つまり暴力革命を捨て「人間革命」を目指すのである。あれどこかで聞いたことがある言葉だな……。

ついでに党名も「マイレボリューション党」に変えればいい。「わかり始めたマイレボリューション党」でもいい。長いね。
共産党の中の人、期待していますよ。